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プロ野球 開幕ダッシュは当てになるか?<セ・リーグ編>

さて、プロ野球が無事に開幕し、1週間がたちました。
数試合対戦すると、少しは力関係が分かったりするものですが、ただ、シーズンは143試合あり、交流戦があったり、今年はオリンピック・パラリンピックがあったり、チームコンディションはずっと一緒ではありません。

しかし、ファンとしては開幕ダッシュをきると期待値は必然的に高まってくるでしょう。
そこで、各チームの対戦が一通り終える開幕15試合時点の順位と最終順位を比較して、開幕ダッシュに成功したチームがそのまま優勝する期待値がどれぐらいかを調べてみました。
なお、スケジュールや雨天中止などの関係で、全チームが15試合同時に消化しないので、今回はあるチームが15試合以上消化していたとしても、全チームが15試合した時点の順位を比較しました。

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開幕ダッシュで1位のチームは50%の確率で優勝し、30%の確率で2位で、90%の確率でAクラスになります。
唯一の例外は2019年のヤクルトで、最終順位はなんと最下位に沈んでいます。
ですが、1位チームは優勝は半々でクライマックスシリーズはほぼ間違いないと期待できます。さらに勝率7割以上で通過すると、100%優勝を期待できます。
反対に最下位はどうでしょうか。
開幕ダッシュに失敗し、最下位のチームは20%の確率で最下位、40%の確率で5位、90%の確率でBクラスになります。唯一の例外は2020年の阪神で2位に浮上しています。
しかし、最下位のチームはほぼBクラスを覚悟しないといけないでしょう。

あとは、1-3位のチームは63%の確率でAクラス、4-6位チームは67%の確率でBクラスになります。

よって、結論としては、開幕15試合の順位で、ある程度はシーズンの見通しが立てることができるでしょう。

あと数試合で対戦が一巡しますので、ドキドキです。

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