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暑熱順化とパフォーマンス

調整3日目は、トレーニングでした。
今の日本では雪も降るような温度で、タイでは35度で湿度もとても高い状態です。

これらの対応をするためには暑熱順化が必要で通常パフォーマンスをあげるためには7ー10日間ほどかかると言われています。
ですが予算の関係や普段仕事をしながら参加してる選手は派遣依頼書がないと参加できないなどの理由もありますので大会期間で前日入りできる日数も限られておりなかなか満足いくコンディションに持っていくのも大変になります。

そして今日は、ゆっくりと体を温めるため、しっかりウォーミングアップを行いました。

動的ストレッチ、コレクティブエクササイズ、アジリティ動作、ボールトレーニングと言ったようにしっかりと体を作りあげていきました。

ここのフアマークスタジアム🏟は実際試合で使用する会場なので、サブアリーナの位置やトイレやAEDの位置、導線。
風の抜け方なども確認できました。

最初のボールトレーニングはゴレイロとフィールドに分かれて行いました。
四年前にはいなかったコーチとゴレイロコーチ!

専門的な動作などをしっかりと入れることが出来るのはとても大切なので感謝ですね。

フットサルでは靴の裏が汚れたりするため足裏のゴミを取るためのグッズがあります。
その中でも今回は珍しいマイクロファイバーによるものを持ってきています。
ビリビリ剥がすものと違いゴミが出ないので助かります!
濡らさなくても濡らしても使える優れものです。

バスケットやバレー、ハンドボールにも使えるのかなと思います。

そしてトレーニング中は、暑熱順化のためにアイスパックを準備しました。
明日以降は、本番を想定した流れとして、プレクーリングの実施や掌を冷やすことで体温を下げる効果があるので氷水をバケツにはって熱中症予防にも努めます。

もちろん摂取するものとしては氷やアイスラリー(電解質の入ったシャーベット状のドリンクやアイスなど)、温度が保たれた水、清涼飲料水も用意します。

練習後には、補食としてオレンジジュース、コラーゲンゼリー、バナナ、プロテインを常日頃から準備してます。
素早い回復には、これらのものが必要になります。

それ以外にお弁当が運営側より用意されてますのでそれを摂取する形となります。
今日はガパオライスとパイナップルでした🍍

そしてホテルに帰る前に運動後のクーリングとしてプールにてリラックスタイムでプールでストレッチなどを軽く行い、約30分ほど入りました!

ここのプールは深さ1.2m/1.4m/1.5m/2.0m/5mと様々な用途に使えるようなところで、なんと!
50バーツでした!
日本円で150円程です。

飛び込み台のある深水5mプール

一方向だけで25mある深水2mの競技用プール

そしてさまざまな用途で使えるプール

これだけあるとコンディショニングにめちゃ使えますね!
大会中も多用します!

そして帰ってきてからは、アイスバスも用意してて怪我をしてる患部や全身の深部からのクールダウンには家庭用のプールを部屋に置いてやってもらってます!
大きいバケツなどは常設の施設ではあるのをよく見かけますが遠征などになると持ち運びの面から考えて重宝する代物になります。

ということで時間がない中で選手のコンディションを整えるために暑熱順化をすることの重要性や現段階でデフフットサル日本代表が行ってる対応を書きました!

またこれらも是非参考にしてくださいね!
橋本でした!

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