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インターンシップの事例共有と全社向け哲学ワークショップ

7.19 - 7.25の振り返りとして

インターンシップの事例共有会

今カンボジア人向けのインターンシップイニシアティブのプログラムを実行しているのだけど、そのコアチームに向けてインターンシップのベストプラクティスを共有する会を行った。

ベースになるのは日本の内閣府が調査した資料と、SALASUSUとしての受け入れ経験、カンボジアでのインターンの調査レポートの解説、そしてメインで発表してくれたインターンの個人的な経験だ。(なんとSALASUSUがインターン4箇所目というベテラン)

メッセージは色々あるけれど
- インターンの受け入れは整ってなさ過ぎてもだめで、整いすぎてもダメ(自由度が大事ということ)
- やはり長期的なコミットが大事。一方で日本のインターンは当時のデータで80%以上が2週間以内のものに偏っており質・量共に不足
- 1 on 1をいくつかの角度できちんとした頻度で行うことが大事。そしてそれはマネジメントのトレーニングにもなる
- カンボジアではまだまだ長期の実践的なインターンが定着していると言いづらく、受け入れ側、送出し側、学生の3者共にアプローチしていく必要がある
というあたりだろうか。

なによりも、今回担当してくれたインターン生の業務の集大成でありコンフォートゾーンを飛び出たチャレンジだったので、無事に終わってホッとしました。頑張った! カウンターパートのみんなもあたたかくて凄い良かった。

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カンボジアのインターンシップの調査はこちらがよくまとまっているのでオススメです。

全社向け哲学ワークショップ

昨年制定した哲学だけど、きちんと浸透をしていきましょう、ということでやってみました。全社ワークショップ。人材組織開発部門(People Organization Development)が主導してくれたので僕はアドバイスやワークの設計をしてきました。

テーマはConnection。哲学と個人個人がどれくらい繋がっているか・もしくは繋がっていないのかということをまずは感じてもらうのを大事にしたいな、とおもってやってみました。2つのワークと1つのコンペをメインでやったのだけど、ちょっと紹介すると(30人を5チームくらいにわけてオンラインで実施しました)

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↑まずはどれくらい今それぞれの哲学を大事だと思っているか、それをどれくらいSALASUSUで感じるかっていう「Enjoy the Gap!」というワーク。もちろん最終的には青いボックス(どれくらい大事だと思うか)、と赤いボックス(どれくらい実現できていると思うか)が全部中心によってくるのが良いと思うんだけど、そのギャップをまずは楽しみましょう、ということでやっています。毎年ちょっとずつ変化したら良いな。

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↑ もう一つは、Philosophy Journeyというワーク。実際はそれぞれの人に別で「哲学曲線」みたいのを1年分作ってもらいました。縦軸はどれくらい哲学を信じられたか ←→ 疑ったか。上のはそれを全部重ね合わせたもの。やっぱり3月頃にカンボジアで感染状況が悪化したときはみんなsafetyをなかなか感じれなかったんだな、とか色々なコトがわかって面白かったです。

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ストーリーのコンペはみんながライフジャーニーと哲学のつながりを文章・音声ないしはビデオで事前提出してもらい、各部門での予選を勝ち上がってきたストーリーの紹介と決選投票でした。

みんな一人ひとりの人生の旅や、その中でまさに(SALASUSUに入っていようと入る前だろうと)哲学を感じさせる瞬間が沢山あって心を揺さぶられましたね。涙なしには。。

僕もPhilosopherという大層なRoleを社内で持っているのでひとり分賞を決めさせていただき、合計3名に$38 - $100分の「好きな外部トレーニング費用(もしくは SALASUSU商品でもよいよ)バウチャー」をプレゼントしました。僕が38歳だから$38の賞を作りました。

やっぱり何度考えても良い哲学だなと思っているので、このワークショップも手を変え品を変えながら毎年やっていきたいな、と。エネルギーを沢山うけとった1日でした。運営チームのみんな、お疲れさま。

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