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臨床検査技師とはどんな仕事なの?(part2)
先日の「臨床検査技師とはどんな仕事なの?(part1)」の続きです。
前回は臨床検査技師の定義やどんな仕事をするのかをお話ししました。
今回は臨床検査技師の就職先や臨床検査技師になる方法についてお話ししたいと思ってます。
医療系の仕事の興味がある方は是非ご覧になってください!!
②臨床検査技師の就職先について
臨床検査技師の就職先は主に5つあります。
⑴病院
〈特徴〉
・検査室を持ち、検体検査と生理検査どちらとも行う施設がほとんど
・規模が大きな病院は、診療体制や検査機器が充実しているため。専門的な症例を学べる。
・夜間・休日の出勤(当直・オンコール)がある
・急患の対応もあるため、臨機応変な対応が求められる。
⑵クリニック
〈特徴〉
・検体検査は検査センターに委託している施設がほとんど
・検査業務は生理検査がメイン
・少ない人数で回しているため、検査業務以外の仕事も行う必要がある。
・臨床検査技師の人数も少ないため、1人あたりの業務範囲が広い
・夜間休日の出勤が少ない
⑶検査センター
〈特徴〉
・検査室を持たない医療機関の検査を行う
・業務は主に検体検査
・医療機関ではできない特殊な検査が行える。
・病院やクリニックと比べて、コミュニケーションを取る機会が少ない
・夜勤がある
⑷健診センター
〈特徴〉
・人間ドッグを受ける患者さんの検査を行う
・患者は健常者が多く、症例を学ぶ機会は少ない
・夜勤や休日出勤はない
・その代わりに早出出勤や出張健診がある
・腹部と乳腺の超音波検査のスキルがあった方が良い
⑸医療系企業
〈特徴〉
・機器メーカーや製薬会社で勤務する
・製薬会社では検査試薬や新薬の開発に携わる
・機器メーカーでは、医療職の方に向けて機器の特徴や操作方法を説明する
・医療機関と比べて、臨床検査技師としての知識は活かしにくい
その他にも
・治験コーディネーター(CRC)として治験業務に携わる
・保健所で衛生検査などの業務に携わる
・大学の研究室で研究職として働く
など臨床検査技師の就職先は多岐にわたります。
③臨床検査技師になる方法
臨床検査技師は国家資格なため、国家試験に合格しなければなりません。
まず、高校卒業後、臨床検査技師の養成学科がある学校に入学し、国が定める過程を修了すると、国家資格の受験資格を得ることができます。
その後、国家試験で120点以上(200点満点中)取れば、合格となります。
合格率は例年約70~80%の間でしており、
難易度も勉強しておけば、合格できる内容になっているため、そこまで不安になる必要はないです。
2部に分けて、臨床検査技師についてお話しさせて頂きました!
少しでも分かってもらえれば、嬉しいです!
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