ファーストチェス理論に基づき、すぐに行動!

 これからの社会は、AIを使いこなす能力が必須。

 どうも!上杉健太です!埼玉県富士見市で総合型地域スポーツクラブの代表をしながら、長野県のクラブのアドバイザーをしています。

 今日は、『パッと考えたら行動』というテーマでお話したいと思います。総合型地域スポーツクラブの運営を行う私たちが常に意識しておかなければならない大切なテーマだと思っています。


 「考えるよりも行動を起こすことが大事」。

 スポーツに限らず、人生においても同じことが言えます。たくさん考えても、結局何も始まりません。行動を起こすことが何よりも大切です。今回は、チェスのプレーヤーの例を紹介しましょう。

 チェスは、戦略的なゲームであり、プレーヤーは各自の手番において自分の駒を最適な位置に配置しなければなりません。一見すると、長考して打った手のほうが有利に思えるかもしれません。しかし、実際には、短時間で打った手と長考して打った手のほとんどが同じような結果になることが多いのです。これはファーストチェス理論と呼ばれるものです。

ファーストチェス理論とは、チェスをする時に「5秒で考えた打ち手」と「30分で考えた打ち手」のうち86%は同じ打ち手という理論です。

https://thinkinguides.com/logicalthinking/idea/first-chess

 それはなぜかというと、チェスは状況が常に変化するゲームだからです。相手が思いもよらない手を打ったり、自分の駒の位置が変わったりすることがあるため、長考していても予測することができないことが多いのです。逆に、短時間で手を打つことで、プレーヤーはその状況に対応することができ、柔軟性を持ってプレーできるのです。

 総合型地域スポーツクラブの運営にも、同じことが言えます。どんなに考えても、完璧な計画は存在しません。僕たちには十分なリソースはないし、コーチをはじめとしたスタッフの流動性も高い。(※要するに離職率が高い。十分な報酬でスタッフを縛り付けられないから) それこそ、期待していた補助金が得られなかったり、行政から受けていた事業が切られたりする外的要因によって計画が崩れることもあります。

ここから先は

1,455字
総合型地域スポーツクラブや筆者の挑戦のリアルな実態を曝け出しています。自ら体を張って行ってきた挑戦のプロセスや結果です! 総合型地域スポーツクラブをはじめ、地域スポーツクラブの運営や指導をしているかた、これからクラブを設立しようとしているかた、特に、スポーツをより多くの人に楽しんでもらいたいと思っているかたにぜひお読みいただきたいです!

総合型地域スポーツクラブのマネジメントをしている著者が、東京から長野県喬木村(人口6000人)へ移住して悪戦苦闘した軌跡や、総合型地域スポ…

総合型地域スポーツのマネジメントを仕事としています。定期購読マガジンでは、総合型地域スポーツのマネジメントに関して突っ込んだ内容を毎日配信しています。ぜひご覧ください!https://note.com/kenta_manager/m/mf43d909efdb5