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大分トリニータに関わる全ての皆様

1月6日に行われた新体制発表にもありました通り
昨シーズン限りで主務という立場を離れることとなりました。
加えて、大好きな大分を離れる決断をしました。

2018年、大学卒業の年に大分トリニータに入団させて頂きました。
右も左も分からぬ私を、主務として迎えて下さったチーム・クラブには感謝しかありません。
そして、2018年から2022年に苦楽を共にしたスタッフ・選手には心から感謝申し上げます。
私が主務として働くことができたのは、スタッフ・選手が側にいて支えて下さったお陰です。
本来ならば、主務である私が支える立場でなくてはならないにも関わらず、いつも周りに助けられてばかりでした。
なにより、西山GM・上本スカウトのお二人には本当に助けて頂きました。
「感謝」の2文字だけでは言い表すことができないくらいの愛情を頂戴したと感じております。
本当にありがとうございました。


今後の大分トリニータについて私の勝手な展望と願いを記させて頂きたいと思います。
スポンサー様、企業様、行政の皆様だけに関わらず、大分トリニータは地域の皆様(ファン・サポーター)にも多く支えられているクラブである事を、在籍した5年間で強く感じました。
同時に、トリニータが置かれている今の現状について客観視した上で、まだまだ伸び代あるクラブだと認識をしております。
このように感じているのは私だけでなく
クラブの人間も同じように考えているのでは。
と、容易に推測がつきます。
しかし、考えているだけではいつまで経っても何も変わりません。
『行動しなくてはいけない』

この先の大分トリニータは、同じように考えるチーム・クラブの人間が、行動を起こし
“大分県にあるプロスポーツチーム”として
クラブの
●存在意義を高め
●発展に尽力する

そんな年が続くと思います。
間違いなく今まで以上に、何かを成し遂げられる日が来ると予想します。

大分トリニータが、大きな成功を掴むその瞬間を
私は再度クラブの人間として見届けたいと考えております。
しかし残念ながら、今の自分ではその成功を掴み取る為の手助けができるかと言われると、力不足であると痛感しております。
従って、自分自身に力を付けるべく
クラブを離れ、勉強する決断に至りました。

明後日の14日より、カナダに留学をします。
今まで以上に辛く、苦しい時を過ごす事になるかもしれません。
しかし私は、プロサッカー選手として日々厳しい環境に身を置く選手たちを見てきました。
選手も1人の人間であり、私と大きく異なるわけではないはず。
自分も成長する為には厳しい環境に身を置かなくてはならない。

上記のように考え、自分を奮い立たせる事ができるのはトリニータで働かせて頂いた5年という貴重な時間が産んだ財産でもあります。
必ずいつか大分トリニータに戻り
クラブの発展・成功の為に尽力できる日が来るよう
自分自身、成長し続ける為努力したいと思います。

最後になりますが
選手のSNSをきっかけに、多くのファン・サポーターに私の顔と名前を覚えて頂くことができました。
マネージャーの私にも、選手と変わらぬご声援を頂きました。時にはプレゼントを頂いたくこともありました。
プレゼントをお送り頂いた皆様。その時にお礼の言葉を直接お伝えできず大変申し訳ございません。
私にとって凄く嬉しい出来事の一つでした。
この場を借りてお礼申し上げます。

大分は本当に素晴らしい街だと思います。
住みやすく、また戻ってきたいと思える街です。
このように思わせてくれた全ての人に改めて感謝申し上げます。
これまで本当にありがとうございました。

そして今後とも大分トリニータへのご支援並びに
ご声援の程、宜しくお願い致します。


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