彩の国の仙元山にあそぶ
昨秋はせっかく剣山に出かけながら、足腰の衰えは如何ともしがたく、山頂には立てなかった。以来、百名山などに憧れるのはヤメにして、大高取山、松田山、烏場山など近場の低山を歩き、少しなりとも衰耄をセーブしようと発心した。というわけで、きょうは彩の国の仙元山めぐりである。
仙元山遊歩道の入口まで20分余り。林のなかのゆるやかな坂道を上ること40分ほどで山頂に着く。杉に囲まれた山頂からは、北側の眼下にわずかに小川町の街並みが眺められるだけ。休むベンチもないので、そのまま青山城跡に向かう。
木漏れ日の遊歩道を歩くのは気分爽快である。城跡は堀切跡、三の郭跡、本郭跡などが遺されていて、町の史跡に指定されている。
帰路は、仙元山を巻いて見晴らしの丘へ向かった。途中、山腹から蒼空に飛び立つパラグライダーを見かけた。気持ちよさそう!見晴らしの丘の展望台から四囲の街や山々を眺め、あとは駅へ向かって下った。
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