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「COOL JAPAN AWARD」について

先日、自民党のクールジャパン戦略推進特別委員会にて、私が代表を務めるクールジャパン協議会が主催するCOOL JAPAN AWARDと、国のクールジャパン戦略との連携のあり方について、講演させていただきました。

COOL JAPAN AWARDとは、一般社団法人クールジャパン協議会(以下当法人)が主催する、日本中に埋もれているモノ・コト・カルチャー・スポットを発掘し、外国人の眼で客観的に「クールか、そうでないか」評価するCOOL JAPAN特別審査員及び100人審査員の審査の下、外国人目線で「クールである」と認められるものにだけ、「COOL JAPAN」の認定を与える制度。なお、当法人は現在、公益法人認定に向け申請手続中。当法人は、「COOL JAPAN」認定マークの付与・活用により、日本中に埋もれているプロダクトの持つポテンシャルを引き出し、インバウンド・アウトバウンド支援を行い、もって日本の外需の拡大、地域経済の活性化に貢献することを目的として活動を行なっている。これまでCOOL JAPAN AWARDは、「外国人目線でCOOLと評価できるものだけをCOOL JAPANとして認定し発信すべき」という客観中立的な立場を貫き、受賞者にとってビジネスにつながり外需拡大に貢献するためにも、民間セクターの知見を結集し自走する形での運営を行ってきたところ。特別顧問・顧問・理事・特別審査員となっていただいている外国人の方々も、「日本の多くの素晴らしい地域資源が埋もれたままとなっており、きちんと対外的に認知・発信されていない」との問題意識を持っていることから、当法人の取組の意義に賛同し、公益的活動としてご参加いただいている。

当法⼈は、「COOL JAPAN認定マーク」の活⽤について独占的な使⽤権を有しており、本アワードにおいて、「COOL JAPAN」の認定を与えられた受賞者(地域)だけが、「COOL JAPAN 認定マーク」の無償・無期限での利⽤が可能となり、受賞対象プロダクトに関して広告・プロモーション・コミュニケーションのツールとして活⽤可能となります。過去の受賞者からは、「COOL JAPAN AWARDの外国人審査員の評価により、これまで日本では「伝統文化・民芸品」のカテゴリに入れられて、日の目を見てこなかったプロダクトについて、外国人から評価されることで、カテゴリの縛りから脱却をするともに新たなモノづくりへの自信につながった。」

「実際に自社製品を外国人に審査・評価していただくことで、海外マーケット及び今後の世界のマーケットのトレンドの潮流・変化と照らし合わせた分析ができ、海外市場展開を含めた経営判断を行い、海外展開の背中を押してもらうことができた。」

と大変評価頂いているところです。

これまで当法人は、民間セクターの知見を結集した中立的な立場を貫き運営が行われてきました。クールジャパン政策については、国も様々な施策を講じているところではありますが、クールジャパン戦略が補助金頼みの一過性のものとならないためにも、自分たちが自走して運営を続ける団体であることが先ず必要との判断からです。今後、自走する当法人としての哲学を保持したまま、国家戦略となったクールジャパン政策とも軌を一にしながら、あくまで客観的な評価での「COOL JAPAN」を発掘・評価・認定する団体として、より一層の受賞者支援・海外展開支援を行うエコシステムを形成していくべく、活動の幅を広げてまいります。

なお、COOL JAPAN AWARD2019については、受賞53作品について、5月26日(日)・27日(月)に、展示会(両日)・表彰式(27日、なお表彰式は完全招待制)を京都御苑において開催します。



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