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種牡馬入り時の種付け料 ウイニングポスト9 2022

種牡馬入り時の種付け料
日本所属の競走馬と海外所属の競走馬とで種牡馬入り時の種付け料に影響する要素が異なる

日本
種付け料に影響する要素

  • G1勝利数(海外G1、地方G1・Jpn1含む)

  • 収得賞金(大まかに重賞1着2着時 賞金の半分、OP以下は1着時 一定額 の加算)

  • 馬場適正 芝馬>万能◎>芝〇ダート◎、芝〇ダート〇>芝△ダート◎、芝×ダート◎

  • 成長型(早熟・早め・覚醒>早熟(鍋)>遅め・早め(鍋)>晩成・晩成(超))

赤枠部分が影響

乱数その他環境によるブレ 同じ成績同じ馬でも世界線が異なるとギリギリ変わるか変わらないかのラインだと?種付け料がブレることがある

1500万円(満額)で種牡馬入りする目安と現状の種付け料の概算

表 日本において1500万円で種牡馬入りするパターン分けした目安 収得賞金ベース(誤差あり)

(収得賞金+G1勝利数×1億)÷(86×成長型補正×馬場補正)+50万
成長型補正  早熟・早め・覚醒 1 早熟(鍋) 1.1 遅め・早め(鍋) 1.3 晩成・晩成(超) 1.5
馬場補正  芝馬 1 万能◎ 1.2 芝〇ダート◎、芝〇ダート〇 1.4 芝△ダート◎、芝×ダート◎ 1.5
覚醒は例外的だが成長が遅い(競走馬としている期間が長い)成長型の方が種付け料が上がりにくく、また芝馬よりダート馬の方が種付け料は上げにくい
ざっくりまとめるとG1 1勝が収得賞金1億くらいの価値となり、早め芝馬なら収得賞金ベースで4000〜4500万稼げば種付け料50万上がる 早め万能◎なら5000万くらいで50万 晩成ダート馬だと9500万〜 1億稼いで50万上がるイメージ

欧州・米国
種付け料に影響する要素

  • 勝利数(Maiden含む 日本のOPも)

  • G1勝利数(日本の中央G1、地方G1・Jpn1も1勝は1勝)

赤枠部分が影響

1500万円(満額)で種牡馬入りする目安と現状の種付け料の概算

表 欧州・米国において1500万円で種牡馬入りするG1勝利数と合計勝利数

合計勝利数×41+G1勝利数×150+50 (万円)
大まかにG2,G3.OP他1勝毎に種付け料50万 G1だと200万上がるイメージ

まとめ
どういう要素で競走馬が種牡馬入りした時の種付け料が決まるか雰囲気でも理解してもらえれば、系統確立を考えた場合、少しは効率的に簡単になるんじゃないでしょうか