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夜中のスーパーのこと

夜中のスーパーは少し特別な場所だ。
眩しいほどに明るくて、これから補充される在庫が其処此処にに積んであって、通路にもカーゴがたくさん。

明らかに準備中だけど、買い物をすることもできる。
少しだけ、この世界とはズレてるって言う気がする。

僕は最近冷凍のフルーツしか食べることができないので、数日に一度、冷凍フルーツを買いに行く。

今日も買い物かごいっぱいに凍ったフルーツを放り込んでレジに並ぶと、先客がいた。
かごいっぱいに(20個くらいはあったと思う)全く同じカップ焼きそばを買っていた。

この人は、カップ焼きそばだけを食べて生きているのかもしれない、と思う。

夜中にスーパーに来る人は、少し、変な買い物をする人が多いのかもしれない。
だってここはなんだか、日常からは切り離されて居て自由っていう気がするもの。

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