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本の発売。内容の概要と作成の裏側

読者の方々、お疲れ様です。このページまでお越しいただきありがとうございます。サッカーアナリストの杉崎です。

アナリストの養成やサッカーの見方、見せ方などを学べる場としてオンラインサロン【CiP】を運営したり、パーソナルアナリストをしたり、執筆活動したりしています。オンラインサロン【CiP】は、現在「73名」の方にご参加いただいております。ありがとうございます。

※オンラインサロン【CiP】にご加入いただくには、以下のクラウドファンディング『Campfire』からの登録と申請が必要です。
この機会にぜひ、ご検討ください。

※本記事を含め有料マガジン「元プロサッカーアナリストによる秘話」をご購読している方は全文読めます。月3〜5本の更新予定です。ご興味ある方はご登録ください。宜しくお願い致します。

この度、4月30日に私著書の本

「サッカーアナリストのすゝめ」

が発売となりました。まずはご尽力いただいた編集部の方、デザイナーの方、印刷関連の方々への感謝を申し上げます。私のような一個人が書いた拙い文が本になるとは感慨深いですし、実際に実物を手にした時、改めて感じましたのでこの場を借りて御礼申し上げます。


ぜひ、一人でも多くの方に渡ることを祈っています。内容としてはサッカーですし、つまらない内容かもしれませんが。。。

アナリストの需要性が高まっていく中、そもそもアナリストは何を求められているのか、何をしている役職なのかをなるべく幅広く展開しています。それだけでなく、アナリストはどうやってサッカーを紐解いているのか。アナリストを目指す方だけでなく、サッカーをより深く知りたいという方向けとしても執筆しました。

その中で、もちろん内容を開示することはできないのですが、これを執筆することとなった経緯や、作成に関しての裏話を「自分への思い出」として記しておこうと思います。

本の構成

プロローグ
イントロダクション アナリストとは何か?
Method 1 アナリストに求められるスキル
Method 2 アナリストが担う役割
特別対談1 渡邉晋(レノファ山口監督)☓杉崎健
Method 3 アナリストの試合の見方
Method 4 アナリストが活用するデータ
Method 5 アナリストとコミュニケーション
特別対談2 森岡亮太(シャルルロワ)☓杉崎健
Method 6 アナリストが過ごす1週間のスケジュール
Method 7 アナリストが駆使するデジタルツール
Case Study 第100回天皇杯決勝分析
エピローグ

Method 1 アナリストに求められるスキル

一言でアナリストと言っても、どんなスキルが必要がご存知ですか?データを扱えれば良いのでしょうか?サッカーをどれだけ知っている必要があるでしょうか?単にパソコンが使えれば良いのでしょうか?意外にも様々なスキルが求められるのです。

Method 2 アナリストが担う役割

監督やコーチ陣の補佐というイメージがあるかもしれません。それは間違いではないのですが、与えられる役割はそれだけではありません。いわゆる現場と言われる監督、コーチ、選手らに対してのみならず、クラブ全体に関わることもあるのです。

特別対談1 渡邉晋(レノファ山口監督)☓杉崎健

私がベガルタ仙台で分析担当だった時の監督、渡邉晋氏(現レノファ山口監督)と対談が実現しました。その当時以来、約5年ぶりとなる再会でしたが、その当時から監督とアナリストという立場における変化があるのかなどを展開しています。

Method 3 アナリストの試合の見方

アナリストの、とありますが、私個人的な、という方が正しいかもしれません。プロの現場で7年間活動してきた中で、どのようなサッカーの見方を培ってきたのか。今現在も、どうやってサッカーを分解しているのか、その手法を記しています。

Method 4 アナリストが活用するデータ

アナリスト=データアナリストという「誤解」がまだ解けない中、それでも確かにアナリストはデータ「も」活用します。では、データとは何があるのか、どうやって活用するのか、細かな事例を出せたわけではありませんが、一部事例も載せています。

Method 5 アナリストとコミュニケーション

これは意外な分野かもしれません。アナリストに「コミュニケーション」は必要なのか。人と人のつながりなので当然コミュニケーションは生まれるわけですが、アナリストという立場だからこそ生まれるそれはいかなるものか。それを紐解きながら人とのコミュニケーションについて記しています。

特別対談2 森岡亮太(シャルルロワ)☓杉崎健

長きに渡ってヨーロッパで活躍している森岡選手との対談が実現。彼とはヴィッセル神戸時代に一緒でした。当時の話に加え、ヨーロッパにおけるアナリスト事情や選手とアナリストの関係などを展開しています。そんな彼の夢は何なのか。

Method 6 アナリストが過ごす1週間のスケジュール

アナリストはただ試合を分析しているだけでしょうか?そうではありません。様々な業務をこなしています。それは上記までに記してあるのですが、ではそれをどのようなスケジュール感でこなしているのか。読者の方の想像通りなのか、はたまたそれ以上かそれ以下か。ご確認ください。

Method 7 アナリストが駆使するデジタルツール

現代においてITの進歩はめまぐるしく、それはサッカー界にも進出しています。どんなツールがあり、それをどう使いこなしているのか。ツールのご紹介をしつつ現場としての使い方を、使う場面を変えながら記してあります。皆さんが知っているツールはあるでしょうか。

Case Study 第100回天皇杯決勝分析

説明や抽象的な話だけでは「自分ごと」として吸収できない可能性もあるので、実際に1試合を分析してみました。幸いにも、私はこの本が初めての発行となる中で、サッカー界としても記念となったのが天皇杯です。100回目を迎えたこの大会の決勝を分析してみました。

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