昭和世代の洋楽カラオケ講座! 第1回 デュラン・デュラン「リオ」
こんにちは!
長年、英語がわからなくても、ヘタなりに洋楽カラオケを歌い続けてきた初老の私が、これからシリーズで1曲ずつ深く掘り下げて分析する連載を始めようと思いますので、昭和時代に洋楽で青春を過ごしてきた方々はぜひ、ついてきてください。
最初は、80年代前半に数多くの大ヒット曲を飛ばしたデュラン・デュランのナンバーから、特にカラオケで盛り上がる「リオ」を選びました。安田理央くんや内田理央さんにも歌ってほしいですね。
「リオ」はデュラン・デュランのセカンド・アルバムのタイトルチューンですが、当時は他の曲が先行で売れてたので、日本ではシングルヒットしてないですけど、コンサートなどでも必ずクライマックスに演奏される、曲の知名度はバツグンです。
オフィシャルPVのリンクを貼っておきます。
youtubeには、勝手に歌詞を貼ってくれてるバージョンもあるんですが、歌詞の切れ目、段の変えかたが適当で、合わせて歌の練習をするのには不適当な感じ(これ、重要です)なので、最初は歌詞だけのページを検索して、別に開いて見ながら練習してから、カラオケに挑戦したほうがいいかもしれない。
5分以上ある曲で、しかも間奏に80年代特有のサックスソロが40秒以上入ります。
こういうときはカラオケ屋で連れを退屈させないよう間奏中に、ラジオDJのようなトークとか入れるとよいと思います。
自分の80年代の思い出とか、デュラン・デュランの思い出とか。
そして洋楽カラオケに挑戦しようとする人をよく悩ませる「サビは完璧なんだけど、そこに至るまでの歌メロがあやふや」問題が、この曲にもたちはだかっています。あれ? よく知ってる有名な曲のはずなのに、うまく歌えなかった! と気づいてしまう。
海外のロック歌手はだいたい、1番と2番で、同じAメロなのに、歌い方を変えたり、歌詞の盛り込み方を変えたりするので、マネするわれわれの方も、1番はしっかり歌えても、同じノリで2番に行くと、しくじってしまって、今どこの歌詞を追ってるのかわからない状態になりますね。
「リオ」も1番に比べて、2番は歌詞もシンプルで、ボーカルのサイモンもゆっくりタメながら歌ってるパートなので、気をつけましょう。ぼくも何度も失敗して、ようやく身につきました。原曲を確認して、本番も歌詞テロップの色が変わるタイミングをよく見て追って。
そして一番問題なのは、間奏終わりで、最後の大サビに行く前のブリッジ部分というんでしょうか。これがね〜、歌詞の切れ目を追うのがむずかしいんですよ。特にJOYSOUND!
勝手に画面撮りで指摘してすいませんが「ここで段を変えてほしい」部分に赤線を入れましたので、お願いします!
今さら1回作ったのは変えられないのかな? しかしDAMはこのへん、ちゃんとできてますので!
お店でなくとも、Youtubeにはカラオケチャンネル、karafanというのもあって、そこそこ使えますね。(しかしエンディングが途中で切られているけど)
しかし段組みは、まあまあ大丈夫なんですが、やっぱりここだけは直してほしい。届け!
このへんさえ、練習してコツをつかめば、あとはサビは簡単だからね。ためらわずに、どんどん人前で歌いましょう。
■ ちなみに映画「シング・ストリート 未来へのうた」(2016年)は、1980年代にアイルランドでロックバンドを結成する若者を描いた作品ですが、最初に主人公が憧れるのが、テレビでデュラン・デュラン「リオ」のPVを見たとき、という設定になってます。泣ける作品。
デュラン・デュランファンだけでなく、80s MTV世代のすべての人に見てほしいわ〜。
■ デュラン・デュランが流れる映画としては「セイブ・ア・プレイヤー」がイイ場面に出てくる「バンブルビー」(2018年)もおすすめですね。「トランスフォーマー」シリーズのスピンオフ作品というロボットSFなんだけど、舞台設定が1987年になっていて、80年代の青春映画味がたっぷりある。スミスやボン・ジョヴィなどヒット曲も満載だ! 本編の予告編だと伝わりにくいので、サントラ盤を紹介してる動画を貼ってみる。
デュラン・デュランファンだけでなく、80s MTV世代のすべての人に見てほしいわ〜。
■ では次回は、ザ・ジャムの「悪意という名の街」を取り上げる予定です! お楽しみに!
■ ついでに、カラオケに行く前に、最初に読んでほしい基礎編として、第ゼロ回がありますので貼っておきます! 未読の方は必修。
■ ついでに、洋楽カラオケに関しては、ぼくのTwitterサブアカウント「懐かし洋楽カラオケ情報」でも情報発信していますので、こちらもご参照ください。
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