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ゴーストバスターズを見よう、2024!

2022年に書いたnoteを2024年3月に改定します!

「ゴーストバスターズ」シリーズの最新作「ゴーストバスターズ・フローズンサマー」がいよいよ公開になるね!
劇場で見たら、また新しいnoteを書くよ!

それにちなんで2年前の「ゴーストバスターズ・アフターライフ」が、2024年3月29日に金曜ロードショーで地上波初放送されるので、公開当時に書いた文章を再掲しとくわ!

なんか「ロボコップ」にしろ「ターミネーター」にしろ、次々と新作が出てきて、どれが続編で、スピンオフで、リブートで、リメイクなのか? よくわからない状態ですが、ゴーストもだんだんそうなっちゃうのかな〜? って、ヒット作の宿命ですが。

しかし、これがオリジナルのポスターなんだよね〜。これはいまだにわからんわ!

正直、ポスターのグラフィックが地味すぎて、内容が伝わってない気がした。別に日本版のせいじゃなくて、海外版から同じだったよ。

もう、日本版は振り切ってガラっと変えてもよかったんじゃ? 思い切り、今のアニメ世代に向けて、主役の女の子のどアップと、マシュマロマンだけで、邦題も「ゴーストバスターズは小学生!」で間違いなかったと思うよ。(ま、そういうの批判されがちですが)

これは、最近よくある1980年代名作の続編、スピンオフ、リブートものの中でも一番考えて、丁寧に作られた作品だと思いました。オリジナル版監督、アイバン・ライトマン(最近、鬼籍に入られました。RIP.)の息子が作った台本がほんとに上手くできてる! よくぞ継承してくれたな、て感じの。

これも吹替で見たんですが、あの旧作の秘書役の女優がおばあちゃんになって登場し、吹替の声優も同じ人、てだけですでに泣ける。。

旧作では、舞台が大ニューヨークだったのが、今回は牧歌的な寂れた田舎町が舞台で、ストーリーの5分の4くらいまでは、少年少女の友情と、ひと夏の冒険が主題で、ほんとは「スタンドバイミー」や「グーニーズ」をやりたかったのでは?と思わせる。

もちろんゴーストが出てくると特撮もすごいし、マシュマロマンもかわいいんだけど、ほんとに子どもたちの芝居と叙情性、ほのぼのさと派手なSFXのギャップがいいんだよね〜。
それが、クライマックスになって、ようやく正調ゴーストバスターズに戻る感じでしたね。

旧作と結びつけなくても、成立したかも? とさえ思えたほど。いや、最後にオリジナルメンバーが揃って、シガニー・ウイーバーまで出てきてくれるのはうれしいんですが。

そいで、ボスキャラのゴーストは旧作と同じなんだけど、どういう理由で、どういう状況になったら出現するか、という説明が、ていねいでわかりやすい。旧作がバタバタして、わかりづらかったのを補完する役目にもなってる。親切。

ほんとに主演の女の子の芝居がいいし、また吹替の上白石萌歌が、抑えたトーンの芝居で、まるで35年前の斉藤由貴みたいな雰囲気で、いいんだよ。

あと女の子の兄貴が、ゴーストカーで草原を暴走するシーンで、バックにピストルズをちょっとソフトにした感じのパンクロックが流れるんだけど、これなんだっけ? と思って、エンドタイトルを見たらBUZZCOCKSだった!

ゴーストの旧作より古いよ。1978年。これは再びバズるかも! 昔はレコード持ってたのに忘れてるとは! おれがゴーストになる日も近いね!

あとエンディングではやっぱり、レイ・パーカー・ジュニアのオリジナル、ゴーストバスターズが聴けて安心しましたね。おなじみすぎるので貼りませんw

やっぱ、映画は、映画だなぁ〜

こんなときは結局、ますますオリジナル版のプレミア度が高まっていきます。てことで、第1作もアマゾンプライムで見直してみました。吹替版。

ipadで見た。ジップロックに入れて、お風呂で。
お風呂に入ってる間しか見ない。
てことにしたら、30分くらいしか進まないので、4回に分けて、4日間で。
なんか30分もの連続ドラマの全4回みたいな。

ぼくはよく、こういう映画の見方をするのです。集中しなくても平気。
1980年代にビデオテープが出てからというもの、ずっと。

「アラビアのロレンス」を1日10分ずつ分けて、朝ドラのようにして見たりとか。

最近になって、ネット時代になると、細切れに見たりするスタイルも当たり前になって、若い奴らが映画をそういう見方をするのはいかん! きちんと一気に見ろ!と批判するジジイもいるみたいですが! ぼくみたいなジジイもいますよ!

まあ、人の好き好きですけど。
それでも、画面もメディアも見方もどうしたって、元が映画として作られたものは、やっぱり映画なんだよね。スマホで見ようが。

テレビ向け、ビデオ向け、ネット向け、に作られたもモノとの差が、なんかわかるんだよね〜。不思議だけど。

だって、おれたちが子供の頃はモノクロ14インチテレビで「大脱走」や「荒野の七人」をコマーシャル入りの吹替版で見て、まぎれもなく「ああ〜、映画を見たなあ」って気持ちになってたしな。それは後に映画館のスクリーンで字幕版で見直しても、そんなに印象が変わるものではなかったんよ。

で、まあ「ゴーストバスターズ」にしろ、公開当時に劇場で見て、その後テレビでも何度も見てますが、やっぱり変わらぬ面白さだね。

公開当時のパンフの広告

変わったところがあるとすると、思った以上に立派な映画だった!
てとこかな〜。そこは時代によって自分の受け取り方が変わったのか?
その後の映画世界との対称によって見え方が変わったのか?

なんかファミリー向けハリウッド娯楽映画の象徴みたいと思ってたけど、クラシックでスタンダードな名作だった。ストーリーから何から過不足のない完璧な表現だった。

まあ、正直、前半の人間ドラマ部分はやや、ダラっとしたとこもある〜けどね!

そうすると「ゴーストバスターズ2」も当然見ますよね!
2024年3月28日に良心のBS局、BS松竹東急で放送されてました!

ま「2」は「2」で、またイイんだよ〜。中世のウクライナの(!)将軍の妖怪みたいなのが肖像画から具現化してゴーストになったり。グッとくる話。「1」のマシュマロマンに代わって「2」では自由の女神が街を歩き出すとか。

ついでに言うと2016年にも「ゴーストバスターズ」ありましたが、あれは旧作のストーリーをなぞって、キャストをすべて女性で作り直した、リメイク作でした。あれはあれで面白かったけどね〜。

公開当時はこんな宣伝もやってたね。

そして、オリジナル版の、言うなら「2」からのお話の続き、正統な「続編」が「アフターライフ」であります。3作目ってことですよね。期待以上にすごい面白いと思うのでみんな見て!

2019年、ちょうど新作の制作が決定した頃に、こんなイベントも銀座でやってたんでした〜。あのソニーパークも、もう解体されてしまったけど。。。跡地からゴースト出てこんかな。

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