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呂-ハ】狂言の舞台に惹き寄せられてござる

和ろうてござるか

うん十年の時を経て参りました狂言三笑会は
京都府の文化芸術会館の和室で開催されており
わたくしが社長の代参をいたしましてござるは
第百三十回目2010年8月のことでござった

さて三笑会と申しまする狂言会は
茂山千五郎家の狂言方の中でも
昭和二十年代にお生まれの御三方の同人
網谷正美師、丸石やすし師、松本薫師
が1984年に狂言勉強会として発足され
2011年まで131回開催されましてござる
また同人と申しまするは
こと茂山千五郎家について申しますれば
本家の血筋でない、外からお弟子になられた
狂言方のことでござって
概ね茂山姓でない方はそうでござる

御三方で開催されてはござれども
ここに若手の同人が共演されてござった

久しぶりに観る狂言は
和室でしかも演者と客がとても近く
迫力あるものでござって
どの狂言も実に面白く
子ども時代のわくわくを
取り戻すにじゅうぶんな舞台でござった

ちなみにこの三笑会第百三十回の番組は
★狂言「文  蔵」丸石やすし、松本  薫
★狂言「左近三郎」井口 竜也、島田 洋海
★狂言「二九十八」網谷 正美、丸石やすし
★狂言「鬼  瓦」松本  薫、網谷 正美

しかもこの日の会の最後には
狂言への想いを新たに燃やしはじめる
きっかけになることが起きたのでござる

それがなんであったか…は次にいたしとうござる

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