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狂言小舞をYouTube動画で観るお稽古するのでござる

和ろうてござるか~

わたくしが2010年十月よりお稽古を続けてござる
NHKカルチャー京都教室の狂言大蔵流では
半年ごとに狂言一番、小舞(謡)一番をお稽古してござる

これまで十二年で狂言二十四番、
小舞二十二番を習うてまいってござる
小舞が少し少ないのは二番重複があるのでござる

このブログでは狂言好きのわたくしけんすけ福のかみが
もっとも狂言らしい登場人物“太郎冠者”となって
狂言へとご案内するべく描いてござる
なにとぞ和らいだお心もちにて読うでくださりませ〜

狂言案内紙南無三寶より改

カルチャーでは舞台披露はござらぬが

団体稽古でござるによって
どこかで披露すると申すことはござらぬが
狂言はその声の出し方、動き、型などを
毎回玄人の狂言方島田洋海師より実演を真似するようにして
お稽古いたしてござる

ただし、小舞は半年の締めくくりに
教室内でぷち発表会がござる

ひとりひとりが順番に立ち、
シテ謡いという出だし部分を謡い
そのあとを、残りの皆で謡い(地謡(じうたい))
その謡に合わせてシテが舞うという趣向でござる

お手本を動画で撮って観るのも大切なお稽古

半年で概ね十一回のお稽古でござれば
七、八回目には島田師がお手本の舞を観せてくださり
それを各自が動画におさめ、繰り返し観稽古するが常でござったが

前回より師が自宅で独吟にて舞うようすを
YouTubeにアップしてくださってござる
今期は狂言小舞『鴈雁金(がんかりがね)』でござる

このようにお稽古素材も得易くなって
ことのほか有難いことでござる

ちなみに
島田洋海師はこの狂言小舞を舞っているチャンネルで
ラーメンを自作する動画もアップされてござる

こんにったこの辺りにいたしましょう
またお目に掛かれましたら嬉しゅうござる🤗

この狂言noteはけんすけ福のかみが
大蔵流 茂山千五郎家の狂言を中心に学んだことや思うことを描いてござる


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