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「ヤシマ作戦」開始なのか。

2024年4月18日 宍戸健

一昨日の記事を書いたあと、さらにいろいろ新しい情報が入ってきた。以下各項目ごとに解説する。

1.クレイグ博士はノルウェーの宇宙猫裁判の上告審査請求を取り消したようだ。この裁判は宇宙猫がクレイグ博士に対し「クレイグは詐欺師で嘘つきだ。」「クレイグはサトシでないし、ビットコイン発明者でもない狂った嘘つきだ。」「今週はクレイグは詐欺師週間としてみんなで僕のツイートをリツイートしてお祝いをしよう。」などとツイートしたことは誹謗中傷、プライバシーの侵害、名誉毀損に当たらない、との確認を求める訴訟だった。

本件については、どういうわけか宇宙猫(ノルウェー人)の主張が認められ「宇宙猫のツイートは誹謗中傷、プライバシーの侵害、名誉毀損に当たらない。」との判決と罰金ノルウェークローネ4,053,750(約5,700万円)が2022年10月に出てていた。クレイグ博士は判決を不服として上告を申請しており、今回COPA裁判が敗訴する状況になることを鑑み、4月12日に申請を取り下げたと思われる。

2.クレイグ博士の自宅から盗難があったTulip Trading Limited名義で所有していた約110,000コインのリカバリー裁判についても、4月16日付で裁判を取り消す通知をしたようだ。この裁判は、プロトコル開発者がコインを合法的に所有している者のコインが盗難された場合に、裁判所の手続きを経てコインのリカバリーに協力する義務(Fiduciary Duty)があるかを問うた裁判であった。

残念ながら、こちらもCOPA裁判の敗訴の見込みのためにクレイグ博士側は提訴取り下げをしたと思われる。

通知ファイル原文はこちらです。

3.Wright International Investments UK Limited社(WIIUK社)の資産は、£1.5Billion(約2,880億円)の銀行預金があることが英国の判明した。WIIUK社はCOPA裁判のクレイグ博士側の当事者の3者のうちの1者です。尚、WWIUK社の株主はTulip Trust信託でその受託人(委託を受けて管理する人)がクレイグ博士の原嫁Ramona Wattsさんになっています。

英国政府の会社検索サイトで検索できます。

ダウンロードしたファイル原文はこちらです。

尚、トラスト(信託)について株式と概念が少し異なるのでこちらを参考にしてください。

4.BTCの半減期まであと1日と20時間(4月18日13:13現在)となってきた。現時点では日本時間で明後日20日土曜日の午前09:38と予想されている。

https://watcher.guru/bitcoin-halving

5.そうなると、良い子の皆さんなら思い出せるかも知れませんが、以前のクレイグ博士の「ヤシマ作戦」(別名:ローリングアイスバーグ作戦)はたしか半減期に合わせると言われてましたね。とりあえず、クレイグ博士は現時点で裁判での勝負は引いたと思われます。そうすると次の一手はやはりアレなのか。いや、あくまで実在しない陽電子砲のことですよ。ちなみにクレイグ博士は「君たちはエヴァー見てたか?」と言われたことがあります。(2017年6月30日、The Future of Bitcoin Conference in Arnhem, The Netherlands) 

https://youtu.be/dgqtcu0zo-k?si=hgrpNvdPVtT8gdgu

6.ロシア中央銀行は4月17日に「クリプト」を国際決済手段の一つに使うとアナウンスした。

「ロシア中央銀行総裁ナビウリナ氏は、ロシア中銀はすでに3つの企業から暗号通貨の試験運用開始の申請を受けていることを明らかにした。また、中央銀行のオルガ・スコロボガトワ第一副議長も、暗号通貨決済の開始プロセスがまもなく始まると説明した。」へぇ〜。3社選定されてるんですね。どこなのかな。


最後に、「閃光のハサウェイ」でギギ・アンダルシアはこう言いました。

https://youtu.be/P2i0sIsMN8s?si=F7EPRV609CnoYOZv

というわけで、本日はこの辺で終わりにします。


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