モチベーションを上げるための必要条件はメタ認知

今日は、青砥瑞人さんの著書「BRAIN DRIVEN(ブレインドリブン)」からの学びを書いていきます。
この本は、「神経科学を日々のパフォーマンス向上に役立てよう!」と言う趣旨のものなので、もちろんモチベーションも
「神経科学からみた時のモチベーション」になります。
これがまず面白かったです。とても。
タイトルの回収の前に、まずこの「モチベーションの定義」を書き書きしていきます。

そもそもモチベーションとは

モチベーションは「行動の原因になるもの。
ですがその行動は奥が深くて、原因が2つあるそうです。
直接的原因と間接的原因」です。
1つわかりやすい例が挙げられていて、

「ここにAさんとBさんがいます。
AさんはBさんにコーヒーを買ってきてもらいたいのでお駄賃1万円を出すから買ってきてもらえないか?と聞きます。
そうするとBさんは喜んで買いに行きます。」

単純に、お金でBさんにおつかいさせた話ですが、
この例での問題は、Bさんを突き動かしたのは「1万円なのか」
もっと言うと「1万円がBさんの行動の直接的原因なのか」という問いがありました。
結論から言うと、これは「間接的原因」だそうです。
私は直接的なのかと思いましたが、どうやら神経科学の文脈では違います。
ではこの場合の「直接的原因」は何かと言うと、
「おつかいに行こう!」となった時の「神経細胞の反応や、行動を促した脳内の化学物質」がそれにあたるそうです。
この直接的原因のことを「モチベーション・メディエータ」といい、
間接的原因のことを「モチベータ(今回はお金)」といいます。
そして『「モチベーション・メディエータ」を認知した状態』のことを
「モチベーション」と呼びます。
この「認知すること」がものすごく重要になってきます。

メタ認知とは

モチベーションを高めるためには、自分の内側で起きている自分のモチベーションと向き合う必要があり、それは自分にしかできないのです。
つまるところ、「汝自身を知れ」というやつです。
それがモチベーションをコントロールする手であり、それがまさにタイトルにある「メタ認知」というやつです。
自分自身の情報を主観ではなく客観的・俯瞰的に捉え、そして自身にインストールすることがメタ認知です。

タイトル回収

なので、そもそも自分のモチベーション・メディエータを認知することがモチベーションですので、メタ認知を習慣付けることで、モチベーションの管理も上手くなるだろう。という流れです。

今日は以上です。
ありがとうございました。

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