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レッドベリーオスカー(中大型魚)の繁殖方法




初めまして、ケンシロウ@オスカーと申します。
オスカーの飼育歴は23年、今まで繁殖させた数はレッドベリーオスカーだけで20,000匹を超えます。

レッドベリーオスカーの繁殖は今年で7年目に入り、一時はそれだけでサラリーマンの平均年収を超え、その儲けで釣り具を沢山買い込んでいたのはここだけの話です、、、
副業でそれだけ稼げれば、本業と合算した年収は1000万を超えるかもしれませんね!



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このnoteを見る事でレッドベリーオスカーの繁殖の他、キクラやシクラソマなどのシクリッド、スネークヘッドなどの繁殖ノウハウが丸わかりになり、種類によってはサラリーマンの年収を超えるような一儲けができるかもしれません。

そして繁殖行動を観察する事で生命の神秘に触れる事もでき、稚魚が成長する姿はとても感動します。
また、オスカーの雌雄判別についても解説しています。

YouTubeや書籍など、日本では公開されていないマル秘情報を具体的に解説していますので、この情報をいち早くゲットして、オスカー繁殖をはじめ、熱帯魚繁殖の世界にドップリ浸かりましょう!!

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レッドベリーオスカーの場合一度の産卵で300〜600個程度の卵を産み(個体や栄養状態によりばらつきがある)、孵化率は目測で7〜8割程度。
5センチほどの幼魚まで育つ数は、産卵数に対しておおよそ半分程度です。

今までレッドベリーだけで6ペア繁殖させましたが、当時の日本では2例目の成功例として注目され、某有名雑誌にも4ページに渡り連載していただき、当時はかなりの反響がありたくさんのDMを頂きました。






ではなぜ中大型魚の繁殖が難しいのか、他のブリーダー仲間の話も取り入れつつ、主に3つの要因について話してみます。


◼️当てにならない教科書


熱帯魚飼育の教科書と言えば各雑誌や図鑑などがあり、今はネットやYouTubeでも情報が得られます。
飼育歴の長い人は独自の管理方法や生活スタイルに上手く合わせていて、必ずしも教科書通りの管理方法ではありません。

実は繁殖に成功している人の多くは、教科書に載っているような基本的な管理方法をほとんど無視している傾向にあるんです。

つまり、教科書通りの管理方法では繁殖はうまくいかないと言う事になり、必ずしも教科書通りの飼育方法が正しいとは限らないと言う事です。





◼️データ不足


そもそも論になりますが、日本ではアクアリウムと言うジャンル自体人気があるわけではありません。
(世界的にみるとヨーロッパや東南アジアなどでは人気があります)
その中でも中大型魚というジャンルは更に飼育人口が少ないため、データが少ないのは当然です。

そして生き物相手のため毎回うまく行くとも限らず、再現性のある方法を確立するのも難しい部分かもしれません。
成功したところで、容易く教えることもしません。



◼️スペース


魚のサイズを考えると、単独飼育なら900水槽、数匹の混泳なら1200水槽、沢山の混泳や繁殖も考えると1500や1800水槽が必要になります。
一般家庭で設置できる水槽サイズや本数はスペース上の限界もあるし、大型水槽を何本も置ける環境の人が少ないのも、成功例が少ない理由のひとつです。




★今までに繁殖させた熱帯魚★

オスカー
(アストロノータス・ルブロオセラータス、アストロノータス・クラッシピンニス、アストロノータス・オセラータス、アストロノータス・オルビクラータス)

キクラ・オセラリス
スポッテッド・ガー
スポッテッド・ナイフフィッシュ
ポリプテルス・セネガルス
パラクロミス・ドビー
パラクロミス・マナグエンシス
ナンドプシス・テトラカンサス
ナンドプシス・ハイチエンシス
ナンドプシス・モタグエンシス
ヴィエジャ・シンスピルム
ヴィエジャ・ビファシアータ
ペテニア・スプレンディダ
ヘリクティス・カーピンテ
グリーンテラー
フラワーホーン
パロットファイヤーシクリッド
キングコングパロット
レッドジュエルシクリッド
アーリー
エンゼルフィッシュ
コリドラス
ベタ
グッピー



パラクロミス・ドビー×ペテニア・スプレンディダ
パラクロミス・ドビー×ペテニア・スプレンディダのF1同士
パラクロミス・ドビー×ペテニア・スプレンディダのF1×ペテニア・スプレンディダ
パラクロミス・ドビー×パラクロミス・マナグエンシス
パラクロミス・ドビー×パラクロミス・マナグエンシスのF1同士
パラクロミス・ドビー×パラクロミス・マナグエンシスのF1×パラクロミス・マナグエンシス

ナンドプシス・テトラカンサス×パロットファイヤー
ナンドプシス・テトラカンサス×ナンドプシス・モタグエンセ
フラワーホーン×キングコングパロット






他にもいたような気がしますが、中大型シクリッドがメインです。
ハイブリッドシクリッドもいくつか作ったのですが、数は売れましたが単価が低いので辞めました。
ドビー×ペテニアは相当カッコよく大きくなり、それでいてオスカー程度の気の荒さしかなく本当にいいハイブリッドシクリッドだなと言う印象です。

ナマズはオスが巻き付くところまではいったので真面目にやっていれば繁殖できたと思いますが、混泳していたオスカーに邪魔されまくって愛は結ばれませんでした、、笑
シクリッドは雌雄がいれば簡単なように思えますが気に入らないと相手を殺すこともあるので、相性の見極めはかなり慎重にしないと狙ってコンスタントに繁殖させるのは難しいです。

しかし、適当にやって上手く行くケースも多いため、簡単なのか難しいのかはよくわかりません。笑

オスカーの場合、ブリードオスカーは簡単でしたが、レッドベリーオスカーとクラッシピンニスは初産の時にコツがあります。

肝心なのは、

【自分が狙った時期とタイミングで、効率よく確実に繁殖させる】

と言う事です。



俺のノウハウの場合、キクラやシクラソマを含むシクリッドの他、中南米の中大型魚に適していると思いますが、ナイフフィッシュやスネークヘッドにも応用が効くと思います。
と言うのも、気性の荒さや性質、表情、繁殖行動などがシクリッドに通じるものがあるからです。

実はバイオレットスネークヘッドはチャレンジしたことがあって、シクリッドと混泳したことにより殺されてしまい繁殖以前の問題ではあったけど、ペアの求愛行動、混泳魚や同種に対する警戒の仕方や威嚇行動を見ていると、シクリッドにかなり近しい雰囲気を感じ取れたからです。


スペースの都合とシクリッドと混泳の相性が悪いことから結局繁殖させたことはないですが、概ねやり方は同じような感じで成功すると思います。


小型魚の繁殖についてはSNSやネットをググれば調べる事ができますが、中大型魚関連の信頼できる情報はなかなかありません。

特にネットの情報だと、『それあなたが実際にやったんですか?』と言うよな内容ばかり。



俺自身も質問をもらう事がありますが、詳しくは絶対に教えません。
それは沢山の失敗も経験し独自のノウハウを構築しているため、安易に教えたくないからです。

今まで情報交換してきたのはアジアアロワナ、ガー、ポリプ、プレコ、フラワーホーン、スネークヘッドの繁殖をしている人達で、それでも互いに全部の情報を教える事はありませんが、共通点や応用できることは沢山あり、成功者との意見交換は本当に素晴らしいものです。





レア種の国内ブリード個体が流通すればワイルドより手が出しやすいし、業界がまた熱くなって欲しいと言う願いを込めて、今回は有料でその情報をお伝えする事に決めました!

繁殖をさせたい方にはきっと役に立つはずです。


それでは本題に入っていこうと思います。

◼️1番大事なのは・・・



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