20歳で見つめる自分史⑪【まとめ】

今回はこれまでの振り返りのまとめをしたいです。

はじめの記事で掲げた目標がどれだけ達成されてるかも見ながら。
(初めの記事はコチラから 『20歳で見つめる自分史①【イントロ】』)

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他人との協力が苦手な自分

スポーツの面では
・幼稚園
→サッカー好きになれず
・小学校
→軟式野球、チームに貢献できない焦り
・中学・高校→
チーム競技特有の連帯感から逃れるために個人競技(剣道、水泳)

受験の面では、勉強そのものについてというよりも、勉強の仕方、模試の結果の分析、勉強計画、志望校対策、という部分で誰かの助け(学校の先生、両親、塾の先生、知り合いの大学生など)を借りずに独力でやろうとしていた。

水泳部時代には、部長としての意識が強すぎたせいか、他の部員に仕事を振らずに一人で片づけてしまっていた。

こういうところから見える僕の改善点は「他人との協調」ないしは「誰かに助けを求める事」かもしれない。

確かに今も実験のレポートを書くときとか自分ひとりでやりたいし、人に頼み事をするというよりもされる方が多いかもしれない。

何か大きな事をなすためには一人ひとりが自分と周りの個性を分かって、それに応じた役割を分担して協力していく事が不可欠、っていう事はわかってるんだけど、なかなか実践できていない気がする。僕だけじゃないかもしれないけど、やっぱりサッカーとか野球みたいなチーム競技をやっている人は他人との協力が上手だったりするんだろうか。

今後、僕がどの分野に進むとしても誰かと協力する場面は多く出てくると思うので、今のうちからイベント運営とかスポーツを通してみがいていけたらいいと思う。

「理系男子」としての僕

僕がどうして「科学」、特に「資源・エネルギー」分野に強い関心を持つようになったのか?それについて考えるのも今回の大きなテーマだった。

振り返ってみたら、幼稚園の頃から身の回りで生きものに接する機会が多かった気がする(亀を拾う、父さんが熱帯魚飼育、釣り、ムシキング)。それが僕の中で科学への関心をはぐくむ土壌になった気がする。

そして、小学・中学の間も「生きもの」への意識は途切れる事がなかった。これは父さんの影響が特に大きくて、テレビで生きもの特集!みたいなのがあると録画してくれていたし、熱帯魚屋にも連れて行ってくれたし。あと獣医師になりたいと思ったキッカケになった漫画『動物のお医者さん』も父さんが買ってきたやつだし。

獣医師になりたい!という夢を掲げてから何度も「もしかしたら獣医師じゃないかも」という思いがよぎる事はあったけど、自分の中の理想像「生きもの好きの千島健伸」が崩れるのが嫌で、そうした疑念に対して目をつぶっていたことが辛どかった時期もあった。ここまでしがみついていたのは僕の大切なアイデンティティーだったからなんじゃないかなと思われる。

受験中も自分が本当に科学の分野に進むべきなのか、別の分野にすべきなのか、いやでもほかの分野にはあんまり興味がわかない…やっぱり理系なのかな?みたいに迷走しまくっていた。

大学に入ってから本格的に化学の勉強をするよう傍らで、自分が面白そうと感じた本を片っ端から読んでいる中で、自分の興味・関心が「生きもの」というよりは「生きものを含めた環境全体」だったことに気が付いた。環境が出てきたら「資源・エネルギー」と切り離しては考えられない。

なんとなく、昔から生きものを意識する機会が人一倍多かった、っていうのは気が付いていた。でも今回振り返ってみて、その機会のほとんどが「自分でつかみに行った」というよりは「周りから与えられた」だったことに気が付いた(特に幼稚園・小学生のころ)。この「与えられた」っていうのがすごく不思議な感じがする。

「縁の下の力持ち」の自分

中学の剣道部では副部長、高校の水泳部では部長というように、何かとチームを引っ張る立場に立たされる事が多かった。でもこの経験を通して感じたのは「リーダーとしての適性」ではなく「責任感で自分を奮い立たせる」事が頻繁にあったということ。自分の立ち位置としては、誰かガンガン進めてくれるようなリーダーシップを持ってる人をサポートすることでチームを引っ張る、陰のリーダーシップを発揮することができるのかな、と思った。

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なんかなかなかnoteを書くことに時間をさけなかったし、もっと振り返ろうと思えばできるんだけどいかんせん気力が足りず…中途半端なところもあるけど、全11回書ききれてよかった。最初にテーマを決めてやったのもgood。

今回の振り返りで、過去の出来事の分析とか、自分の客観視する感覚をつかめてきた気がするので、また定期的に内省記事を書くと思います!

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