自分の理想像が少し分かったかも。
自分にとって少し悲しいことがあった帰り、
珍しく乗った地下鉄の中で村上春樹の"一人称単数"を読んでいた時、
寂しさに浸ってる自分とそれを心地良く思っている自分に気が付いた。
普段人前で明るく振る舞っていても、どこか冷静な自分が居て、
大人数の時は決まって少し離れたところに移動してしまう自分が居る。
先日まで、その寂しさを感じる自分に嫌気が差していた。
でも今日地下鉄に乗っている時は、寂しさに浸る自分を受け容れられたし、なんならもっと浸りたいとすら思った。
その時に気付いた。
あ、自分は寂しさを受け容れている人に憧れているんだな、と。
それが今日見つけた自分の理想像。
もちろんこれからも、はしゃぐつもりだし、
人を笑わせたい。
自分を変える必要はないと思うし、
ただ寂しさを受け容れられれば
それでいい。
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