麻雀完全初心者がこれだけで打てるようになる、たった一つの役を伝授

麻雀を始めたいけど何から覚えればいいかわからない…

そんな方に向けてこのNoteでは

完全初心者が最短で麻雀を打てるようになれる

極限までコンパクト化した麻雀術をお伝えします。

この記事で皆さんに覚えていただくのは、
「初心者はとにかく立直(リーチ)!」です。

そして立直でおさえるポイントは3つだけ。
・そもそも「立直」って?
・立直の形の種類
・初心者に立直が必要なわけ

です。

この記事を読めば、今日からあなたも立派な雀士。
とりあえずネット麻雀を始めたり、友達と楽しめたりできる状態になれますよ!


麻雀の最も初歩的かつ重要な技術「立直」

立直(リーチ)という万人最強の技

まず麻雀のどのルールよりも、どの役よりも重要な
これさえ覚えればゲームを楽しめる、
初心者~上級者の誰もが使う最強の技術があります。

それが立直(リーチ)です。

立直っていったい何?

「立直」は「UNO!」と一緒

立直ってなんなの?

端的に言うと「あと一歩でアガれる状態のとき、宣言できるおまじない」
です。

カードゲームの「UNO」のあと一枚でアガれるときに言う「UNO!」と一緒ですね。

ビンゴ大会でもあと一個来たら「ビンゴ」の状態を
「おまえリーチやん!」なんて言ったりしますよね。それと同じです。

「立直」は麻雀のラスボス

麻雀と聞くと、なんか色々覚えないとゲームを楽しめなさそう…
というイメージがありますよね。

そんな複雑そうなルールを立直だけでどうにかなるのかとも思うはずです。

もちろん役や点数計算など、麻雀では覚えられることは多いです。

しかし、それらはゲームでいう「やり込み要素」みたいなものなんですよ。

いいゲームはラスボスを倒してクリアするまででも十分面白いですよね。
それからハマる人はクリア後の隠し要素を楽しんだりします。

つまり、麻雀でいう「立直」はラスボスです。
「立直」をしてアガるだけでも、十分楽しいゲームなんですよ。
逆に立直以外に覚えることは「やり込み要素」というわけですね。

私は麻雀を1年ほどやってますが、ぶっちゃけ知らない役もあるし点数計算もできません
それでも麻雀は楽しいですし、人並みには勝てています。

立直の条件はトリオ4組、コンビ1組の直前

ではどのような形になったら立直を宣言できるんでしょうか。
結論から言うと、「トリオ4組、コンビ1組の直前」です。

ここで麻雀のルールを軽く説明します。
麻雀は13枚の麻雀牌を持つ状態から牌を一枚引いて、一枚切るを繰り返し、決まった形に絵を揃えてアガるポーカーとビンゴを合わせたようなゲームです。

そして決まった形の一歩手前にさえなれば、
どんな状況であれ宣言できるのが立直です。

では「4トリオ1コンビ」の話に戻りましょう。

トリオは3人組のことを指し、それが4組で3×4=12。
コンビは2人組のことを指すので、2×1=2。
すなわち(3×4)+(2×1)で合計14人のひとつのグループを作るとアガれると考えましょう。
アガりの例は以下のようになります。ドラは気にしないでください。

左からトリオが4つ、コンビが1つ。

そしてあと一人揃えばいい状態で立直を宣言できるというわけです。
立直できる例は以下を参照してください。


左からトリオが4つ。あとはコンビができれば完成。

この「トリオ4組、コンビ1組」を麻雀的に言い換えると
トリオを面子、コンビを雀頭として
四面子一雀頭(よんめんつ いちじゃんとう)になります。

つまり立直は、「四面子一雀頭があと1つで揃う」
ときに宣言できるということですね。

難しい言葉が連続しましたが、重要なのは

・トリオを4つとコンビを1つ作る
あと一つ来れば完成の状態なら、リーチできる
ということです。

以降も専門用語は極力使わず、立直の形を解説します。

立直の形(初級)

言葉だけではイメージしずらいので、具体的な例を見てみましょう。

ここでも「ドラ」は気にしないでください。
では問題です。この手牌は「何個のトリオと何個のコンビ」でしょう?
また立直は宣言できるでしょうか?



答えは「3トリオと2コンビ」です。また立直は宣言可能ですね。
おさらいすると、3つ同じ絵柄のものがトリオで、それが3つ
2つ同じ絵柄のものがコンビで、それが2つ。簡単ですね。

そして「一萬」と「三萬」のどちらかの牌がもう一枚重なれば、トリオが4つとコンビが1つの「4トリオ1コンビ」に変化しますよね。

つまり画像の状態はアガれる条件「4トリオ1コンビ」の一歩手前立直が宣言できる状態というわけです。

トリオの種類:「階段」と「同じの」

これで立直も覚えたし、さっそく打ってみよう!と思った方。
残念ですが必ず負けます。なぜかというと、麻雀で同じ牌が重なる可能性は著しく低いからです。

麻雀ではゲームの際1~9の数字の牌が3種類ずつと、字牌と呼ばれる7種の牌がそれぞれ4枚ずつ使用されます。

トランプだと1~13までのカードを4枚ずつ使いますね。
それと同じ感覚です。

麻雀牌一覧

麻雀では王牌と呼ばれる特別な山を除いて、約60枚ほど山牌があってプレイヤーはその山から一枚を取って自分の手牌から一枚を切っていきます。

「なんだ、60回も引くチャンスがあるんだから、すぐできるじゃん!」と思いませんか?

しかし、麻雀は4人で遊ぶゲームです。
4人全員がそれぞれ牌を引けないと不平等なので、引けるチャンスは
60÷4=15で大体15回くらいです。

加えてそれぞれが13枚の手牌を持っていることから、
自分が欲しい牌を既に持たれている可能性もあります。

「え、じゃあアガるのって超ムズくない?」と思いますよね。
そこで、実は麻雀ではトリオの中身が「階段の形」でもOK
というルールがあります。

「階段の形」というのは「234」や「345」「789」など
順に続く3つの並びのことを言います。
いわば「ポーカーのストレートの簡易版」ですね。

この「階段の形」のトリオを「順子(しゅんつ)」と言います。
また「333」や「777」などの「同じ牌が3つ」のトリオは「刻子(こーつ)」といいます。

※順子と刻子だとわかりづらいので、
それぞれ「階段」「同じの」で表記します。

これなら同じ牌が重ならなくても、
隣の牌や近い牌を引けば立直に近づく
ので、希望が持てますね。

立直の形(中級)

では少し難しい形を考えてみましょう。

では先ほどと同様、この手牌は「何トリオ何コンビ」でしょうか?
また立直は宣言できるでしょうか?
今回はリーチできる場合、何が入ったらアガれるかまで考えてみましょう。



答えは「3トリオ1コンビ」ですね。「333」の同じのが1つ、「456」と「234」の階段が2つでトリオは合計3つ。「99」が1つのコンビですね。

そして立直は可能ですね。
「2 4」の並びがあって、ここに3が入れば「234」という階段になってトリオができるので、「4トリオ1コンビ」が完成します。

すなわち画像の手牌は「4トリオ1コンビ」の一歩手前立直は宣言可能
というわけです。そして「三萬」が入ればアガれますね。

鳴くな、喚くな、とにかく立直!!!

立直で麻雀に慣れる

重ねてになりますが、私が初心者の方に1つアドバイスをするなら「とにかく立直しろ」です。「ポン」や「チー」、「カン」などの「鳴き」は一切不要です。

麻雀は「4トリオ1コンビ」を作ってアガるゲームです。
もちろんその先には、最終的に4人の中で1位になるというゲーム全体の目標があります。

ですが考えてみてください。
バッティングもままならない、守備ではエラー連続の野球チームが試合に勝てるでしょうか。

まずはバットを振って球に当てる(立直をしてアガる)という基本的な動作ができないとダメですよね。

基礎的な能力があるからこそゲーム全体、試合全体の勝利を考えられます。

バットを振ってヒットを放つ練習、すなわち立直をしてアガる練習をして、麻雀における基礎力をまずは磨いてください。

盗塁や送りバント(鳴き)はそれができるようになってからです。

勝てない理由を立直にするな

※ここでの話は少し将来的なことなので飛ばしてもオッケーです。

麻雀に慣れてきて、ある程度成長すると立直をしてもアガれない、試合に勝てないことに直面することがあります。

その際最も愚かなのは、立直という役の強さを疑うことです。
実は鳴いたほうがアガれるんじゃないかとか、立直は弱いんじゃないかとか考えだすと、さらに迷いが生じてしまいます。

野球で例えるなら、自分がヒットを打てない理由を、チームメイトのせいにしたり、バットのせいにしたりするようなものです。
これだとただのヤバいヤツですよね。

勝てない理由を立直にしないでください

逆に「何が入ったら立直できるかな?」と自分の手牌を根気強く考えられる人の方が圧倒的に成長は速いです。

また麻雀のラスボスは「立直」と言いましたが、
これは実質的に誰にも倒せないかもしれません。

それほどまでに立直は親しみやすくも奥深い技術なんです。

まとめ

ここまで読んでくれた方ならお分かりですが
私の主張は、初心者はとにかく立直あるのみです。
立直なくして麻雀なしです。

役を覚えるのももちろん大事ですが、それは二の次で全然OK。
なんなら立直したらたまたま別の役が付いた!なんてこともあるので、その時に覚えればいいと思いますよ。

私は友達からネット麻雀を勧められて麻雀の世界に入りました。
最初はなにも教えてくれず、ただカモられるのが悔しかった思い出がありました。

しかし基本に忠実に、立直にこだわる打ち方を続けた私の方が、今では実力は数段上です。

こういった苦い経験を踏まえて、皆さんには最初どう打てばいいか極力悩んでほしくありません。

立直の精度を上げて、どんどんアガる。
これを徹底するだけで特に初心者のうちは実力は上がっていきます。
このやり方で成長した私が保証します。

そしてこのやり方はどのレベルでも有効です。
野球でもバッティングが上手いに越したことはないですよね。

この打ち方、成長の仕方を意識して、麻雀を楽しんでください。
そしてどんどん自分がアガッて勝てるようになる成長を楽しんでください。














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