思春期に障がい者スポーツの集団を敬遠していた自分

元々僕は健常者でした。小学校4年生からテニスを海外で始めて、高校二年生で骨肉腫の治療で左足を切断して障がい者になりました。
それから毎年冬に病院の担当医から障がい者が一緒に楽しむスキースクールのお知らせが届いていました。
僕は障がい者と群れる事は傷を舐め合う集団だと勝手に思い込んでいて、その障がい者スキースクールには参加する事は無く、障がいを隠す事で健常者を装っていました。
その考えは今は異なり、一つのスポーツを障がい者が集まって競い合う事は、健常者だった頃の延長に過ぎず、ステージが変わっただけだと気が付きました。
テニスをしていた若者達が障がい者になってもテニスが続けられる環境作りは必要です。
車いすに乗らなくても良い、車いすを操作出来ない障がい者の為の立位テニスの普及発展にご理解とご協力をお願いします。

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