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新しい障がい者スポーツを普及発展させるには…

2017年3月30日の出来事を振り返ってみました。

2016年12月に開催された障がい者立位テニス国際TAP World Tour USA Open 2016に僕は日本代表として参加しました。
帰国後、この障がい者スポーツ(競技)を日本で普及発展させなけらばならないと言う使命感と思いが僕達夫婦に湧き上がりました。
この時、所存していた関東障がい者テニス協会と王子グリーンテニスクラブ(東京都障がい者総合スポーツセンター公認クラブ)に相談したところ、それぞれの団体の規約に「競技」を目的としていないので断られました。
関東障がい者テニス協会と王子グリーンテニスクラブはテニスを通じて障がい者と健常者の交流と親睦、障がい者のリハビリテーションが目的の福祉テニスを普及発展活動をする団体です。
(関東障がい者立位協会はその役目を終えて2018年暮れに解散しました)

それぞれの団体からは「障がい者立位テニスを競技として普及発展させたければ自分達でやれば良い。」でした。

僕たち夫婦は自分達で障がい者立位テニスを自分達で日本に広める事を決めました。

どうやって新しい障がい者スポーツを日本で広めたら良いか分からず、まずは日本におけるスポーツの最高機関に相談しようと思い、
文部科学省スポーツ庁に相談する事にしました。
スポーツ庁は「障害の有無等を問わず,広く人々がスポーツに参画できる環境を整備するとともに、障害者スポーツの関心を高め、障害者スポーツの裾野を広げていくための取組を行っている」国の機関です。

2017年3月30日、
文部科学省スポーツ庁参事官 と健康スポーツ課障害者スポーツ復興室専門職の担当官と面会させて頂き、障がい者立位テニスの普及と発展について相談させて頂きました。
資料や映像を見て頂き、具体的なアドバイスを頂きました。
この後、日本の障がい者スポーツを取りまとめている日本パラスポーツ協会(JPSA)をご紹介して頂きました。
この日から日本の障がい者立位テニスの普及発展活動がスタートしました。

追記・障がい者立位テニス普及発展について悩んでいた所、ウチの奥さんのお父さん(義父)からのアドバイスを頂きました。物事を始める時はその物事を取りまとめている出来るだけ上席の立場の人にお会いする事が確実」。
的確なアドバイスでした。
義父は某国立大学名誉教授であり日本体操協会常務理事と競技委員長を務めた方です。

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