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いい作品を作りたければ、制作費をケチってはいけないと思う、という話。

こんにちは!ギタリストの浜本研志です。

先日3枚目のギターインストアルバムを発売したのですが、作品を作ってリリースするまでの、いろんな工程で、結構な制作費がかかります。ミュージシャンの中でも、バンドなのか、ソロなのか、ソロでも自分で全部できるのか、例えばシンガーでバックトラックも作ってもらわないといけないのか‥。人によって違うと思います。

例えばスタジオ代が安いとこにするとか、撮影の衣装をレンタルにするとか、そういう節約方法は本人が納得出来る形で進むのであれば、もちろん必要なことだと思うのです。安くなるにこしたことはないですから。

でも、例えば曲を作ってもらう、演奏してもらう、アレンジしてもらう、ミックスしてもらう、マスタリングしてもらう、メイクしてもらう、撮影してもらう‥、他の分野の自分にできないことを誰かにお願いする場合は別です。

僕も音源制作に関しては作曲からオケのアレンジも全部やるにはやりますが、バンドサウンドに関しては、自分が作ったものをよりかっこよくアレンジしてくれたり、生のピアノを入れたりしてくれる、信頼できる仲間がいます。その方たちに、まずは、気持ち良く、前向きに、真剣に取り組んでもらいたいと思っています。そして、やってよかったと、満足感を感じてもらいたいし、また一緒に音楽を作りたいと思ってもらえたらいいなと思っています。

そして、自分も真剣ゆえに、制作の過程で色々と、オーダーを、何回もして、手直しをしてもらうことも度々あります。内容も、オブラートに包まず、こういう部分が気になっているのでこうしてもらいたいですと、はっきりと伝えるようにしています。それができるようになるためには、信頼関係を築く必要があります。一緒に音楽作りを真剣に、継続的にやっていく中でできていくものだと思います。

制作を依頼する方々も自分自身の活動や生活がある中で、その方のスキルや時間を自分のために使ってくれているわけで、そこに対して、無料でやってほしいとか、スキルや時間に見合わないようなギャラでやってほしい、というのは、僕は失礼だと思っているし、それを了承してもらったとしても、その制作過程で、自分自身がその作業内容に対して、気になることを遠慮をして言えなくなったり、妥協をすることになることも嫌なのです。

なので、僕は自分の力になってくれた人たちにはそれ相応のお礼、感謝をしたいと思い、きちんとそうするように意識しています。もちろん無尽蔵にギャラが出せるわけではないので、できる範囲でね笑

それプラス、誠実であることを心がけてます。何かあればちゃんと伝える。相談する。自分ができないときは、これは難しいけど、これならできますがどうですか?とか、

逆に何かお願いするときは、それが無理ならこういうことはできますか?とか、しっかりと意思疎通を図るようにしています。

そういうことが心おきなくできる仲間がいるというのはとてもありがたいことだと感じています。その積み重ねで、今回出した3枚目のアルバムも、とても満足出来るものになりました。

ぜひ聴いてみて下さい♪




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