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「建設若者①」YouTube登録数1.8万人越えの女大工えりのまきさんが今、大人気の理由。

建設業界で今1番影響力がある方はだれですか?

という質問の答えに、この方の名前は必ず上がってくるのではないでしょうか?

そうです、記念すべき第一回目は

女大工のえりのまきさんです!

パチパチ~(笑)

えりのまきさんを知らない方のためにプチ紹介

ツイッター:女大工のえりのまき🌻

年齢:24歳

職種:大工兼施工管理(新築戸建て・リフォーム)

どんな建設若者に読んでほしい?:頑張っているのに報われない建設若者さん。

建若ポイント:えりのまきさんの無駄のない行動力。

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<聞き手>建若↓

今のお仕事至るまで ~なりたい像が見えた瞬間~

建若:えりのまきさん(以下えりさん)、本日は宜しくお願いします!

えりのまきさん::宜しくお願いします!!

建若:インタビュー形式でさせて頂きますが、この質問はダメだな。ってありますか?(笑)

えりのまきさん:全然ないですよ(笑)私でよければ、なんでも答えますよ!

建若:ありがとうございます!!

では、現在大工職人さんをされていますが、始める経緯とかあるんですか??

正直初めてTwitterでえりさん見たとき、本当にすごいなぁって思ったのと、なんで⁉って疑問が出てきたんです(笑)

えりのまきさん:ありがとうございます!きっかけはリフォーム会社で働いていた時ですかね。

もともとは高校を中退し、はじめは営業をしていたんですがその会社から転職しリフォーム会社に入りました。

私は、その会社で施主さんと話したり、現場管理をしていました。

施主さんのニーズに応えるのはもちろんなんですが、家をリフォームするって施主さんの想いを形にするために、職人さんにしっかり指示をしないといけないんです。

建若:施工管理はそうですよね… 建物って奥深すぎて、ほんま全然わかんないですよね(笑)

えりのまきさん:そうなんです!施工管理のお仕事は、施主さんと職人さんの板挟みになるので、もっとこうしたらいいのにとか、もっと職人さんが楽しく働いたらいいのにとか、私の回す現場は施主さんも職人さんも全員がハッピーだったらいいのに…!

…って気づいたら、欲望(なりたい像)が大きくなっていました(笑)

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建若:え⁉それで大工さんになったんですか?

普通は、現場管理として経験を積んで、浅く広く家のこと勉強しようってなりますよね…

えりのまきさん:そうです!それで大工さんになることを決めました(笑)

建若:え、やばいw圧倒的行動力(笑)

えりのまきさん:いや、私は女性だからとか言い訳したくないんですが、なりたい像になるためには、知識も技術も今以上に必要だと思ったんです。

女性ってだけで、この業界は特に変な偏見があって…

でも女性でも、実際に現場出て、職人として技術も知識も誰よりも身に付けたら、誰も文句言わないでしょう…?(笑)

建若:はい、なんも言えないっす…

(頭の中は)

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建若:確かに時間はかかりますが(いや最短?)、絶対そんな方が担当やったら施主さんも職人さんも納得して”より”いいものを創れそうですよね!!

えりのまきさん:私、なりたい像が決まったように、これってなったらすぐ行動するタイプなんです(笑)

建若:いや、すごいです…しっかり考えてはるし、なにより本質的で圧倒的に行動していらっしゃるので、話を聞いてて気持ちいいです!(笑)

経緯については、よくわかりました!!

昔は、人が大っ嫌いだった。その時気づいたこと。

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建若:今では、YouTube登録数1.8万人を超え、SNSでもめっちゃファンの方を大事にされていますが、本当に人が好きなんですね!!

えりのまきさん:いや、昔は人が大っ嫌いだったんです(笑)

建若:え、嫌いやったんですか⁉

えりのまきさん:そうです。人の悪口ばっかり言っている、性格の悪い女の子でした。

建若:そうだったんですね。今では考えられません…

えりのまきさん:ありがとうございます(笑)

私は、親が厳しくて、ずっと否定されて生きてきたんです。何するでも、否定されてきたので、自己肯定感が全然なかったんでしょう。

だから、人の悪口をいって自分を正当化していたのかもしれません。

でも、ある時に気づいたんです。

人が嫌がることをしても、自分が苦しくなるだけだということに。

建若:確かに、人が嫌がるというか、求めてないことしてたら自分がどんどん苦しくなっていきますよね。

えりのまきさん:そうなんです。自分は正しいって思っていても、人が嫌がってたら自分も嫌になってくるんです。

だから、

人が求めることやろうって決めました。

建若:うわ、とっても大事ですね…!確かに、みんなハッピーですもんね!

えりのまきさん:そうなんです!!そう思ったときに、今まで自分が正しい!ってやってきたことで失敗した理由がわかりました。

そして、大工さんとしてやっていた時に、YouTubeをするようになりSNSで発信しているとファンができてきて、求めているものに応えた結果が、今のYouTube登録数につながっているんだと思います。

建若:とても勉強になります!!

えりのまきさん:とんでもないです(笑)でも一番うれしかったのは、SNSが全く自信がなかった自分の強みになったことです。

正直、自信をつけたかったっていうのもあって、YouTubeも始めたんですけど、やり続けて良かったと思っています!

建若:それにしても、気づいた後の行動力って半端ないですね(笑)

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気になるえりのまきさんのビジョン ~くさいこといっちゃうよ?~

建若:最近熱いツイートを見かけましたが、将来のビジョンは現場監督として女性職人だけで家を建てることって本当ですか⁉

えりのまきさん:2年~3年後のビジョンです!(笑)

兄の家を建てたいっていうのもあるんですが、

どうしても女性職人だけで、やりたいんです!

建若:女性にこだわるのにはなんかあるんですか??

えりのまきさん:私が、女性職人というのもあるんですが、この業界はまだまだ女性が働けるような環境下ではありません。

初めのころ、女性というだけで仕事一緒にしたくないとか散々言われたことがあって。

建若:え、まだそんなこという職人さんいるんですか⁉

えりのまきさん:普通にいますよ(笑)でも、私も覚悟は決まってましたから、男子女子関係なくちゃんと1人の職人として、誰よりも頑張りました。

本当に毎日120%の全力で。

建若:やる気の桁がちがいますね(笑)

えりのまきさん:そうです。

職人さんも人間なんで、頑張っている姿を見たら、最終的に誰よりも応援してくれるんです。

建若:そりゃ、そうです。それで応援しなかったらもう人間ちゃいます(笑)

えりのまきさん:はい(笑)やっぱ本気の仕事に性別なんて関係ないんですよね。

建若:説得力半端ないです。それが女性職人にこだわる理由ですか…?

えりのまきさん:いえ、こんな経験もあったって話で、女性にもっとこの業界に入ってほしいって思ってるんです。

建若:それは本当に思います!

えりのまきさん:そうです。この業界のイメージってほかの業界に比べて悪いですよね?(3Kとか)

でも、女性には男性と違って女性ならではの感性があります。

建若:確かに、女性がいたらなんか一瞬で安心しますよね。

えりのまきさん:そうです。だから、女性だけで家を建てたいんです。

そうしたら、建設業界のイメージが上がると思いませんか…?

建若:いや、間違いないです!!僕も入れてください!!

えりのまきさん:ダメです。

建若:はい、すいません。(笑)

いや~、えりさんなら、できそうだし、業界本当に変えれるかもしれませんね!!本当に応援してます!

えりのまきさん:いや、やっちゃいますよ~!!

建若:あ、そうだ。それが出来たら、どうするんですか??

えりのまきさん:最終的には


建若:ツイートのやつですね!!本当に、素晴らしいです…

記事にする前にもう発信されてましたね(笑)さすがです!

えりのまきさん:くさいこと言ってすいません(笑)

建若:いや、その考え大好きっす!(笑)もう2時間半は話してますね(笑)

えりのまきさん:本当ですね(笑)最高です(笑)

建若:これで記事が書けそうです!ありがとうございます!

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インタビューを終えて

本当にえりのまきさんの決めてからの行動力や、影響力のある方の共通している考え方、今聞いてもワクワクする将来的なビジョン。

年齢も近く、話していてとっても楽しかったです。

話の中で、親が厳しく否定される人生だった。って言ってましたが、私もそうだったので、とても共感出来ました。

否定ばかりされた人って、自信がないんですよね。

何をするにも答えをみつけてしまう。

人生なんて答えがないから、どう生きたらいいかわからなくて、逃げてしまう。

だから自信をつけるために、また一生懸命頑張るんだけど、逃げたくなる。

だからそんな建設若者に伝えたいのは、

どんだけ頑張っていても成果が出ないのには理由が必ずあるんです。

・それは、本当に人が求めていることですか?

・自分の欲ばかり満たそうとして、人の欲に向き合ってますか?

一歩踏み出すきっかけがあり、逃げたくなったとき

もう一歩だけこの問いかけをしてみてください。

終わり


~YouTube登録数1.8万人越えの女大工えりのまきさんが今、大人気の理由。建若図鑑①~

<聞き手>たてわかくん。↓



建若図鑑説明

建設業界の若者が不足している近年、建若(筆者)の周りには、若者が一人もいません。どうしたら若者が建設業界に入ってくれるのかというよりも、建設若者がどうしたらイキイキと働けるかを考えています。現場に建設若者がいなくても、刺激し合える環境をSNSで提供したい。将来のビジョンを持ち、イキイキと働く建設若者を図鑑化し、インタビュー形式で紹介していきます!

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