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2023年7月の記事一覧

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【写真】小笠原一人旅

小笠原一人旅【旅行記:5日目(最終日)/後編】

⭐︎1日目から読む →前編はこちら 【5日目 後編: 内地へ】① 乗船 いよいよ終わりのときが近づく。 船は15時発で宿から港への送迎は14時前。 でもまずは12時半までに原付を返さなければならない。 12時25分、ギリギリすべりこみセーフでなんとか小笠原観光に到着する。 少なくとも私の滞在中には、島のガソリンスタンドは営業していなかったため、おなじみ古田新太が給油口の蓋を開けて中をのぞき込む。 「えっ!すごい減ってる……」 驚愕の表情。 ここまで3日間乗り倒

小笠原一人旅【旅行記:4日目/後編】

⭐︎1日目から読む →前編はこちら 7月8日 土曜日 【4日目 後編: 夜の片隅で】 ① 夏の夕日 宿に戻ると16時半。 シャワーを浴びて、夕日の時間までポメラで旅行記を書く。 この旅ではほんと色んな場所で書いてるけれど、昼間に海を眺めながら書いていることが圧倒的に多い。 あんなに素敵な景色を見ながらこんな映えない文章を書けるのも、ある意味才能だと思う。 今日は晴れているから、夕日で有名なウェザーステーションは昨日よりも人が多そうだ。 一眼を肩からかけ、少し早めの17

小笠原一人旅【旅行記:5日目(最終日)/前編】

⭐︎1日目から読む →前回のお話はこちら 7月9日 日曜日 父島最終日 【5日目 前編: きっと世界の終わりもこんな風に味気ない感じなんだろうな】①  朝日と夕日 3時30分、今日もアップルウォッチのアラームが鳴る。 人生、二度あることは三度あるという。 毎回これを読んでくださっている変人のあなた方におかれましては「どうせまた起きないんだろ」と呆れていらっしゃるかもしれない。 しかし昨日は22時に寝たので余裕の目覚め。 天気予報も晴れだし、ここで起きない手はない。

小笠原一人旅【旅行記:4日目/前編】

⭐︎1日目から読む  →3日目はこちら 7月8日 土曜日 【4日目 前編: 海が好き】①   知らない間に三途の川、渡る 7月8日 土曜日  午前3時30分、アラームが鳴る。 目を開ける。 ……知らない天井だ。 いったん目を閉じる。 うん、民宿やな。 今日の予報は晴れ。 だが起きられず。 無念。 二度寝も2日目ともなると、自分自身の不甲斐なさにも慣れているので、特に言い訳することもない。 しかも、わざわざ一度起き上がってベッド下で充電中のアップルウォッチ

小笠原一人旅【旅行記:3日目】

7月7日 金曜日 七夕2日目後編はこちら 【3日目 前編: イルカと泳ぎたいの巻】① 南島 午前3時30分、アラームが鳴る。 日の出観測のために昨日の私が設定したのだった。 自分で設定したのに、アラームが鳴って時計見たら早い時間だったとき、なんかちょっとイラッとする。 そういうことってないですか? とにかく今朝の私はご機嫌ななめで、 「いや、今日の天候くもりって言ってたやん。どうせ朝日なんか拝めるわけないのによ」 「てか今日、9時集合で一日ツアー予約してるやん?

小笠原一人旅【旅行記:2日目/後編】

【2日目 後編: 海へ】前編はこちら ① 宮之浜と製氷海岸 いよいよ海へ繰り出す。 水着に着替え、自前のシュノーケルセットを原付に積んで、まずは宮之浜へ。 街から原付で5分くらいの場所にあって、非常にアクセスの良い海岸だ。 ちなみに一部の方の夢を壊してしまったら申し訳ありませぬが、一人シュノーケル時の私の水着姿、だっせえです。 日焼け予防と目立つこと(海難事故防止)が優先なので、上は鮮やかな水色のラッシュガード、下はロングパンツ型水着。 しかも、潜る時に首元焼けたくな

小笠原一人旅【旅行記:2日目/前編】

【2日目 前編:  父島へ】※1日目はこちら 7月6日 木曜日 ① 上陸 朝4時。 スマホのアラームが鳴った。 電波が届かなくてもしっかり目覚まし時計として働いてくれることに感謝。 もう君がいないと朝も起きられない。 今日の日の出は4時41分。 (ずぼらのくせに日の出と日の入り時刻だけは抜け目なくチェックしている) なのになんでそんな早くに目覚まし? と思われるかもしれない。 実は、日の出時刻というのは「太陽が水平線から顔を出し始める時刻」だけれども、空はその大分前

小笠原一人旅【旅行記:1日目】

【1日目:おがさわら丸】 ① 乗船 「お待たせしました、500番台の客室のお客様~ご搭乗ください~」 7月5日 10時15分 竹芝旅客ターミナルに到着。 最終受付けは10時40分だからと余裕でいたものの、すでに乗船は始まっていた。 8番の一番窓口の一番右端のカウンターで予約の画面を見せる。 ここから私の旅は始まるのだ! 「あ、これ本当は印刷して持ってきていただかないといけないんですよ。  でももう時間がないから・・・・・・ちょっと待っててくださいね」 あ

【返歌】はじまりはいつも手羽 / MUSKA

替え唄職人ムーンサイクルさんが、新たな替え唄の記事をあげてくれました。 今度はASKAの『はじまりはいつも雨』が犠……素材に。 その期待に応えるべく、車の移動中にエンドレスで聴き込んでおりました。 正確にいうと聴き込みじゃなくて唄い込み。 車内はカラオケ状態。 いつもの事ですけども。 録音中はエンジン停止、窓閉め切り状態。 この時期の“ろくおんはいつも汗“

【返歌】もうひとつの手羽先 / 浜田省六

替え唄職人と言っても過言ではないムーンサイクルさん。 今度は浜田省吾の『もうひとつの土曜日』を替え唄にしてしまいました。 手羽先といえば、言わずとしれた“世界の山ちゃん”、“風来坊”ですが、手羽先部門最高金賞を受賞したという”もうひとつ”のお店が。 とめ手羽、あま手羽、から手羽、ひえ手羽のラインナップ。この内、ひえ手羽については、替え歌の歌詞の通り、骨が既に抜き取ってあるとのこと。 ならば、この手羽先も『手羽先めぐり』のひとつに加えなくてはなるまい!