今週のパン 137!殿中で御座る
元禄14年3月14日(1701年4月21日)巳の下刻(午前11時半過ぎ)
吉良上野介が江戸城本丸御殿の
大広間から白書院へとつながる
松之大廊下を歩いていたところ 浅野内匠頭が上野介の後ろから声をかけ
あるいは「この間の遺恨覚えたるか」と声をかけて
(小さ刀 礼式用の小刀で脇差とはサイズが違う)で
肩先を斬りつけ 更に斬りつけたところ
上野介が振り返ったので小さ刀は吉良の眉の上を傷つけた
小さ刀は上野介の烏帽子の金具にも当たり大きな音をたてた
そして上野介が向きかえって
逃げ