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東日本大震災の直後、インドネシアの若者500人から贈られた感動の歌“桜よ〜大好きな日本へ〜“

皆さんは「親日国」というと、どのような国を思い浮かべますか?
ありがたいことに、私達のご先祖様の弛みないご努力によって、日本に親しみを感じている国が多くあります。

今年の3月に開催した第6回TOKYO憲法トークライブでは、安倍元総理の外交スピーチライターを務められた谷口智彦先生にご講演いただきました。

その行事を推進するにあたり、憲法BlueWaveメンバーは谷口先生のご著書
『安部総理のスピーチ』を必読書として取り組みました。

その中でとても感動したのが「日本とインドネシアとの絆」を象徴するエピソードです。

時は平成23年3月11日、東日本大震災に遡ります。
物心両面にわたり、世界から多くのご支援をいただいたことに改めて感謝の念を深く致します。

そのわずか2ヶ月後の5月、実はインドネシアの学生が日本を励ますための歌をつくり、youtubeにアップしました。
それが「桜よ〜大好きな日本へ〜」です。

彼らは、インドネシア人の若者からなる日本語演劇グループ「en塾」の学生達で、オリジナルの歌を日本語で合唱してくれたのです。私はこの動画を視聴して、涙が止まりませんでした。インドネシアの若い世代が、これほどまでに我が国“日本“を大切に思ってくれているのか、と。

動画は以下のリンクからぜひご覧ください。
「桜よ〜大好きな日本へ〜」

以下、動画の概要欄を引用致します。
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2011/05/07
私たちの大好きな日本が困難の真っただ中にいます。

インドネシア人の学生ができることは、日本に元気になってもらうこと。
この国の明るさを、日本へ届けよう!!
それを合言葉に、インドネシアの学生が作った歌、
「桜よ ~大好きな日本へ」を、500人の学生たちで歌いました。
場所は、少しでも被災された方々の気持ちを感じられるようにと、
ジャカルタにある日本人学校の体育館にしました。

歌の最後を迎えるころには、偶然にも体育館の屋根辺りから
まるで合唱を喜んでくれているように、
一羽の鳥のさえずりが聞こえていました。

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桜よ ~大好きな日本へ~


桜が心に残るのは 人肌に似ている 
桃色のせいだと みんな知っている

桜の命が愛しいのは わずかで散り落ちる 
はかなさのせいだと みんな知っている

桜を誰かと見たいのは この花のやさしさを
分かちたいせいだと みんな知っている

桜よ 咲き誇れ 青空を背にして咲き誇れ
桜よ 咲き誇れ 星空に浮かんで咲き誇れ

みんなで笑える 歌える 抱きあえる 生きていける
この花が咲くたびに 重ねる想い出

何かを 失う寂しさ あきらめる悲しさ
でも春は来る 来年も その先も ずっと先も

桜よ 咲き誇れ 日本の真ん中で咲き誇れ
日本よ 咲き誇れ 世界の真ん中で咲き誇れ
私よ 咲き誇れ この道の真ん中で咲き誇れ

桜よ
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