加藤行俊氏のJPEC2020の評判【ebay輸出スクール】
今回は株式会社ワクレボの加藤行俊さんが主催する「JPEC2020」というebay輸出スクールを取り上げます。
加藤行俊さんのことは私も昔から知っていて、これまでに数多くの物販スクールをプロデュースして来た方です。
有名どころだと鈴木正行さんの「在宅中国貿易」など、10年以上前から物販ビジネスに関する情報商材販売やスクール事業などを精力的に行っており、物販界隈では知らぬ人はいない存在といえます。
ちなみに少し前まで会社名が「ハイパーマーケティングホールディングス」でしたが、2019年に現在の「ワクレボ」へと商号変更を行っているようですね。
この記事ではそんな加藤さんが自ら主宰する物販スクール「JPEC2020」について、メリットから不安な点までまとめて取り上げていきます。
■加藤行俊さんのebay輸出スクール「JPEC2020」の概要
・稼ぎ方
今回加藤さんが主宰するJPEC2020で教えるのは「ebay輸出ビジネス」です。
このコ○○禍で物販ビジネス全般的に物流の部分で大ダメージを受けましたが、ebay輸出ビジネスに限ってはむしろ伸びているということでした。
このebay輸出ビジネスとは、日本で仕入れた商品を世界最大級とも言われる通販サイト「ebay」で販売していくビジネスです。
実際メルカリの20倍の取り扱い高があり、年間約10兆円もの規模になります。
ここで外国人向けに日本の商品を販売していくってことですね。
・プロフィール
加藤行俊さんはここ10年近く「物販ビジネス」に携わっている方です。
元々は不動産でバリバリの営業マンをやられてましたが、その後脱サラをしてヤフオクとebayを使った物販で起業します。
そして、その実績をもとに物販スクールを立ち上げ、年商8億円を誇る物販スクールの経営をやっているということです。
なお、ここ数年ほどはプロデューサーとしてほぼ裏方に回り、
・メルアカ
・在宅中国貿易3.0
といった物販スクールもプロデュースしています。
物販で実績を持っている方々に対して次なるステップとして、加藤さんがプロデュースいるといった感じでしょうか。
そんな裏方メインで活動して来た加藤さんが、自身のebay輸出スクール「JPEC2020」を運営していくということですね。
■加藤行俊さんの「JPEC2020」ebay輸出ビジネスの特徴
・実際に売れているもの
実際に売れているものとしては、
・オムツ
・ゲーム
・カメラ
などが挙げられていました。
日本で4290円で売られているオムツが1万5621円、4万3400円のゲームが7万9080円、3200円のカメラが2万0505円。
というように、かなりの価格差で売られていましたね。
なお、世界で売買されているカメラの8割は日本のメーカーということで、JPEC2020主にカメラを扱っているということでした。
・高く売れる
ebay輸出ビジネスでは日本の商品が高く売れます。
なぜなら、海外の富裕層が顧客になるからですね。
そもそもebayには、どこでも手に入るようなものは対象となりません。
それらはAmazonなどの有名なサイトで買えますからね。
つまり、自国のネットショップでは手に入らない珍しい商品が買われるということですね。
なので、日本では当たり前に売られているポケモンのゲームなんかも、高値が付くといった現象が起きるのかもしれません。
・他の物販ビジネスとの違い
ebay輸出ビジネスには、他の物販とは大きな違いがあります。
「消費税の還付」
「ライバルが少ない」
「買い手が多い」
まず、輸出ビジネスには消費税の還付があります。
消費税とはあくまで国内での消費にかかる税金であり、海外での消費となる輸出ビジネスは仕入れ資金の10%が還付されるんですよね。
つまり、100万円分を仕入れれば10%が還付されるってことです。
ここが輸出ビジネスの強みとも言えるでしょう。
続いて、輸出ビジネスは海外マニアを相手にするため、ある程度の商品知識が必要になります。
その一定の敷居が参入障壁になりライバルを増やさないため、価格競争にもなりにくいです。
また、やり取りは基本的に英語になってくることも敷居となります。
最後に、輸出ビジネスは世界を相手にするため、その分買い手も多くなりますよね。
実際メルカリの20倍以上の市場を考えると、かなりデカいのではないでしょうか?
■加藤行俊さんのebay輸出スクール「JPEC2020」のメリット3つ
1.SEO対策ができる
1つ目はSEO対策で、これはebay内の検索対策のことを指します。
Amazonなどの通販サイトでもそうですが、特定のキーワードを検索して上位に来ているものの方が売れやすいというのはありますよね。
加藤さんはそのノウハウを持っているみたいです。
2.写真の撮り方
2つ目は写真の撮り方です。
ebayでは写真の撮り方1つで価格が大きく変わることもあります。
そこでJPEC2020では、独自の技術を使って綺麗な写真を撮る環境を用意しているとのことでした。
ネットで買い物をするだけに写真はかなり大事になりそうですよね。
そこをカバーできるのであれば安心ですね。
3.多国籍併売
3つ目は多国籍併売ができることです。
多国籍併売とは、1つの国に限らずいろいろな国で販売ができるというものになります。
いろいろな販路があることで、売れやすく利益も出しやすくなるってことですね。
■加藤行俊さんのebayスクール「JPEC2020」の詳細
今回JPEC2020は、オンライン完結のスクールとなっています。
このコ○○禍なのでオンライン対応をメインとしている方が安心ですよね(^^;
なお、スクールの詳細に関しては「セミナーにて話す」ということでした。
つまり、まず2980円を払わないとその先の話しも聞けないってことですね(笑)
なお、コンテンツは以下の通りになっています。
◆コンテンツ◆
・実践マニュアル
・多国籍併売ノウハウ
・SEOノウハウ
・写真の撮り方
・リミットアップサポート
・通訳、翻訳サービス
・発送代行システム
コンテンツは動画とPDFがメインで、ebay輸出の基礎が学べるようになっています。
これにプラスαで多国籍併売やSEOノウハウを学べるということです。
なお、ebayには販売個数の制限が設けられていて、それを解除するためには直接交渉をする必要があります。
このリミットアップサポートをJPEC2020ではプロが代行してくれるみたいです。
その他にも通訳や翻訳サービス、発送代行システムなども付いてくるみたいですね。
ちなみに、ここで1つ気になるのは、これらのサービスはどのくらいの期間受けられるのかということです。
例えば、スクールの期間が半年で、その期間内しか使えないということであれば、卒業後が不安ですよね(^^;
続いて、サポート体制は以下の通りです。
◆サポート内容◆
・24時間以内のチャットサポート
・電話サポート
・ZOOMチーム勉強会
・商品チェックサポート
・出品ページアドバイス
この中でも今回特に気になったのは、ebay認定セラーの志村講師が全員をマンツーマン指導してくれるということです。
常に課題を与え、そのフィードバックを行ってくれるということなんですが、気になるのは志村さん一人で全員対応できるかですね。
その辺は人数制限などの対策もやっているでしょうが、実際どのくらい対応できるのか心配ではありますよね。
というように、サポート体制はかなりしっかりとしているようなので、後はこれが実行されれば素晴らしいスクールと言えますね。
スクールの詳細は上記の通りですが、さらに詳しく知りたい方はセミナーに参加してくださいとのことでした。
■加藤行俊さんの「JPEC2020」の不安材料
加藤行俊さんのJPEC2020には、いくつか不安材料があります。
・物流のストップ
まずは物流のストップです。
特に今年は流行病の影響もあり世界中で物流のストップが起きました。
日本でも国際郵便がストップして、一部稼げない輸出転売ヤ―が出てきたりも。
なお、物流に関しては国際郵便以外にもいくつかルートはあるので、全くダメということではありません。
ただし、配送経路に問題が無くても、配送先の国でストップが出された場合はダメになる場合もあるので気を付けないといけないです。
・ライバルが多い
ebay輸出ビジネスではライバルが少ないと言いましたが、見る角度によってはライバルも増えてきます。
というのも、JPEC2020では「マニア受けするカメラ」を主に扱うと言っていましたが、このマニア受けするカメラは他の輸出転売ヤーたちも狙っているからです。
例えば、先日取り上げたオークファン主催のebay輸出スクールでも、主にカメラを取り扱うと言われていました。
オークファンのスクール「ebay輸出ビジネス講座」に潜入してみた
そして、今回のJPEC2020の話を聞いて思ったのは、輸出ビジネスのほとんどはカメラを取り扱っているんだなってことです。
なので、他にもライバルがいることはもちろん、JPEC2020のスクール生同士も当然ライバルとなるので、厳しい状況になる可能性も「0」ではないと思っていた方が良いですね。
・商品知識が必要
これは動画の中でも言われていたことですが、ebay輸出ビジネスには商品知識が必要になります。
商品知識が必要になるから一定の敷居ができ、ライバルが少なくなると言われていましたが、逆に言えば商品知識が無ければその土俵にも立てないってことですよね。
特に今回はカメラを取り扱うので、カメラに全く興味のない方は仕入れに苦労します。
中古品だと状態の見極めも難しいですよね(^^;
・初期費用がどのくらいかかるか不明
今回JPEC2020では、最終的に体験セミナーの案内がありました。
これが2980円でしたが、2時間半ほどのセミナーということで、この時間内にすべてを身に付けるのは当然難しいです。
なので、必ずスクールの案内がありますが、どのくらいの金額で売られているのかわかりません。
もしその金額によっては、実践するのは厳しくなるかもしれないです。
例えば、オークファンのebay輸出スクールは、最低でも59万8000円、最高だと120万円でした。
ebay輸出で稼ぐためには、これに別途仕入れ資金が必要となります。
例えば、利益率が30%だったとして月収30万円を稼ごうとするなら、70万円の仕入れ資金で100万円の売上を上げる必要があります。
つまり、ある程度稼ごうと思うなら、仕入れに70万円もの資金が必要になるってことですね。
こちらの記事でも書きましたが、やはり物販では「仕入れの資金」がネックとなるため、個人的には手を出しづらいビジネスだと思います。
「安く仕入れて高く売る」
一見簡単そうなビジネスに見えますが、売れ残る可能性だってありますし、そうすると赤字のリスクも出てきますよね。
さらには商品数が増えれば増えるほど作業も増えていくので、最終的に「労働」からは離れられません。
なので、物販経験者は加藤さんのように、物販で稼ぐ方法をネタに情報発信を行い、スクールやコンテンツ販売に切り替える方も多いです。
これも情報発信の方が効率的に稼げるからですね。
もしその情報発信について詳しく学びたい方がいましたら、下記無料講座にも参加してみてください。
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それでは最後までお付き合い頂きありがとうございましたm(__)m
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