2024/3/23(土)

人間的成長とは何だろう、という問いがあったとする。答えとしては、個人的には内面的成長に他ならないと思う。内面的成長とは何か。自身の物事への解像度を上げて、内面的により豊かに人生を送ることである。

このうち、解像度を上げるというのは、ある観念に対してより多くの知識や思考を身に付けることだ。現代、社会的に成功しようだとか、他者に認められようとしている人は多い。しかし、人はいずれ皆死んでいくため、その向上が何になるかは怪しい。

これに対して、内面的成長というのは、自分の内命に対して常に問いを発し、知識や経験関係なく、いわゆるマインドフルネスのような状態に常に自分を置くことである。それには、ある意味の悟りが必要かもしれないし、自分の精神をコントロールする術も必要である。

今のところ、自分には「良い音楽を作りたい」という欲求がある。まだ道半ばだが、これも自分の内面的成長に繋がると思っている。芸術的表現を通じて、自分の中の何かと接触する。

内面的成長を果たし続けることによって、我々は幸福に生きることが出来る。余計に他人に干渉することなく、自分自身でいられることが出来る。富や名声を欲しがる欲求とは程遠いものだ。

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