2024/7/11(木)

金について考える。金は今やただの数字だ。それに、金を稼いでそれを物やサービスと交換する。それは、消費するために稼いで稼ぐために消費する、という無限のループに入っている。こんな馬鹿げたことがあるか。

僕は、一時買い物中毒だったくらい金には無頓着だが、それは最悪日本には生活保護というものがあると知っているからだ。「金は大事」という文言を無視するのは不謹慎とされているような不文律のルールがあるみたいだが、大昔の人間にとって唯一の仕事とは食べ物と水を手に入れることだった。

農耕時代になって、食べ物を手に入れるのがより計画的になった。より楽になったとは言わないが。そして、工業時代を経て今は情報産業が乱立してるけど、基本的に情報産業というものは、金を増やして中流以下の人たちから一方的に金を搾取するという構造に成り立っている。

僕は、今は実家にいて、訳の分からない、消費社会にまみれた消費生活を送っているが、一人暮らししたら余計なものは一切買わないと決めている。今は、退屈からポチってしまうというのが悪癖になっているが、この倉庫みたいな部屋を脱出したら、最低限の金で生きて行く。

今、家賃が4万円以下のところを探している。それなら、僕の収入でもなんとかなるからだ。これは三年くらいの計画で、まず親への借金を返して、最低限の仕事で家賃の低いところに住んでミニマリストな生活を送る。

さて、自分はミニマリストに適しているだろうか。PCやスマホがあれば、音楽も聴けるし映画も観れるし電子書籍も読める。そういうライフスタイルに早くしたい。

生活保護という言葉はセンシティブだが、金がないという現状がもしあれば、誰でも利用出来るように法律上はなっている。僕は基本的に結婚は考えてないので、最低限の仕事で、後は部屋で音楽を聴いたり映画を観たり本を読んだりすることを一生続けたい。多くの人がそれをためらうのは、他人の目を気にするからだ。

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