オリンピックの学問と学問のオリンピック

僕が数学オリンピックやフィールズ賞の話をしてたら、そもそも世間ではそんなの話題にすらなってないよ。って言われて、驚愕したと同時に一種のさびしさを感じて、なにか書こうと思ったんだが、

や、だってそもそもイタリアでは方程式を解く大会があったじゃん。って言ったら、何それ?って言われて、5次方程式が解けるかどうかをアーベル、ガロアが示す前に3次方程式、4次方程式の解の公式がイタリアで

あったよね?って言ったら、知らない。って言われて、Wikipediaを見たら、16世紀イタリアで。って確かに書かれてて、母さんに 16世紀って。笑。いつの時代の話をしてるん?って聞かれて、

ええ!?超有名じゃん!って言ったけど、
知らん。って言われて、母さんは数学教師だから、

そもそも数学習う時の一番最初の質問は

方程式って何の意味があるの?

だから、そんなの流行るわけないじゃん。笑。
って言われて、むかついたが、反論もできず、

数学が一番古いけど、他のもあるよ。って言ったら、

そりゃあるだろうよ

って言われて、見た感じ、

数学、化学、生物学、物理、情報、地学、地理の7つ

に加えて、

脳科学、哲学、言語学、天文学、理科、天文学・天体物理学、医学、ナノテクの8つの

合わせて15種類のオリンピックがあるようだ。まあただ競技科学ってのはあんまり流行らないようで、母さんの関心は惹けなかったが。まだ学会ならわかるけど。みたいに言われた。

で、 学問 オリンピック で検索したら、東大のサイトらしきものに

学問としてのオリンピック

ってのがあって、

まあ、文化でもあり、科学でもあり、
最悪医学でもあり、哲学でもあり、

だよなあ。とは思ったが。いまいち
ドーピングのダメなところがよくわからないが。

人間の限界に挑戦

とは違うんだよな。テーマは。実は。

で、競技科学の事は母さんはオリンピックが有名だから、それにかこつけて名前つけてるだけでしょ。俳句甲子園みたいな。と反応は冷たかった。まあ 国別対抗。それから個人。ってとこはあるのかなあ。

まあえーと、数学オリンピック予選準合格(国内予選落ち)で、あと卒論が学術雑誌に載った僕としては まあそこそこ手ごたえ っていうか、面白かったけどなあ

まあちょっと分野が違いすぎて、整数論や組み合わせ数学はノウハウがなさすぎて、やってないものはできないし、できなくはないかもしれないけど。まあ今のオリンピックするしないの話で言うと、やる意義がいまいちないのも確かだけど。一つは知名度の問題で、結果残しても世間ウケするかわからないし、母さんが言うように。まあなんか東大補正で、履歴書の賞罰になんか書くと、なんかすっげー賞とかかと思った。って言われた事あるから、妙なハロー効果あるが。なあ。

まあそもそも共産圏で始めたもので、難しいな。文献漁ってる方がいいのかな?本来は。僕は論文書いたけど、結局誰も引用しないし、インパクトゼロだから、理由はわからないが、東大の他の人も、私が論文書いても誰も読まないんじゃないかな。とか言ってたり、手間のわりに注目されない感あるけどな。論文って。

まあなんか知り合いの先生はプログラミングコンテストの作問してるけど、マイナーな話題はできないし、みたいな制約はある。みたいな事言ってて、理由はわからなかったが。つまり、なんなんやろ?コンテストばっかしてる場合にもいかないし、時間の関係で問題数に制限があるから、結果、マイナーな話題はカットされやすい。って事なんだろうか。博士課程の人は論文だけが評価基準だから論文を書かないといけないのにコンテストにかけれる時間ない。って言ってたし、あえてコンテストに出て自己アピールないし修練を積んでる人も コンテストの結果はまったく評価されない。と嘆いてはいたが。

まあ数学オリンピックはうちの学年はうちの高校は全落ちして、一個上の人が予選通過してたから、びっくりしたが、東大で会った時には あんまり周りから良い評判は聞かなかった。まあ確かに母さんの言う通り、マイナーな大会だし、たとえば陸上とかで予選何位だったとか聞いても大して盛り上がらんよな。めっちゃ速いのはわかるけど。一般人と比べて。で、まあ一方で、メダリストもいるし、そうするとすごくもないしな。

立ち位置がめっちゃ難しい。

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