リーグワン試合予想〜東芝vsサントリー〜

1. 勝敗予想

結論、東芝が僅差で勝つと予想します。

詳細は以下で説明します。

2. 両チームについて

2-1. 両チームの概要と特徴

・東京サントリーサンゴリアス

概要:トップリーグで優勝5回、準優勝5回の経験あり。リーグワンでの過去成績は準優勝1回、4位。直近では、プレーオフトーナメントには出場するも優勝からは遠のいている。

今期の特徴:展開力の高いチーム。メンバー1人1人のスキルレベルが高く、また日本代表であるSH流大やSH斎藤直人が起点となり、素早い展開で攻めるラグビーが特徴。また今期から南ア代表のWTBチェスリン・コルビやアルゼンチン代表のSOニコラス・サンチェス、NZ代表のキャプテンFLサム・ケイン、また既に活躍中の世代NO.1SOの呼び声も高い高本幹也が加わった。

・東芝ブレイブルーパス東京

概要:トップリーグ優勝5回、準優勝3回の経験あり。リーグワンでの過去成績は4位、5位。直近では、優勝・準優勝からは遠ざかっている。

今期の特徴:役割を着実にこなすFW前列と破壊力のあるFW後列に加え、今期から加入のNZ代表であるSOリッチー・モウンガとFB松永拓朗を中心とし、計算されたアタックを展開するラグビーが特徴。また今期からNZ代表FLシャノン・フリゼルも加わり、圧倒的な破壊力を見せつけている。同ポジションの日本代表FLリーチ・マイケルも要する。

2-2. 個人的注目選手

多くなちゃって、申し訳ないです。ただいずれも基本的にはセットプレーやゲームメイクに関わる重要人物をピックアップしています。ラグビーは身体をぶつけ合う格闘技であり、将棋やチェスのような頭脳戦でもあります。最近は選手1人1人のレベルも高くなってきており、その分、ゲームメイクは大きく勝敗を左右します。つまり、セットプレーにおいて重要なHOやキックをするSO,FBというポジションは非常に大事です。ただ人数が多いので、簡単にプラスポイントとマイナスポイントを書きます。

・東京サントリーサンゴリアス

LO ハリー・ホッキングス ラインアウトの安定
FL ツイ・ヘンドリック  突破力、ジャッカルに期待
NO.8 タマティ・イオアネ 突破力
SH 流大or斎藤直人    素早い球出し、試合コントロール
SO 高本幹也       リッチー・モウンガと松永拓朗にキックでの陣取り合戦(フィジカルとスピードがそこまでないため、自身の怖さはない)
WTB,FB チェスリン・コルビ ワークレートが高い(怪我明けでコンディションに不安)
WTB,FB 松島幸太郎   得意のスピードで突破(キックでの陣取り合戦で負けそう)

・東芝ブレイブルーパス東京

HO 原田守        セットプレーの安定
LO ワーナー・ディアンズ  セットプレーの安定、キックチャージ
FL  シャノン・フリゼル  突破力
SH 杉山優平       リッチー・モウンガへの安定した球の供給
SO リッチー・モウンガ  キック、ラン、パスを使った試合コントロール
WTB ジョネ・ナイカブラ スピードとフィジカルでの突破
FB 松永拓朗       (安定したキックができるか、少し粗があるように感じる)

2-3. 今シーズンのお互いの戦績

両者はリーグ戦で2回対戦しており、2回とも東芝ブレイブルーパス東京が勝利しています。
①26−19
②36−27

3. 試合をみる上での見どころ

・ゴール成功率
 勝利すればいいので、トライ後のキックやペナルティゴールが重要。過去戦績から分かる通り、両者に大きな差はないので、ここで勝敗を負ける可能性大。

・陣地獲得
50:22(ルールはお調べください)を狙うこととそれを実現するスキルが重要。敵陣にいる時間が長いほど、怖さはなくチャンスです。

・ペナルティ率
陣地獲得やペナルティゴールに大きく関わります。ジャッカルでのペナルティ獲得も見どころです。

4. 試合を左右するKenny的意見

4-1. 両チーム10番の存在

前段の注目選手にも挙げましたが、両SOの戦いは必見です。リッチー・モウンガの方が経験豊富だからねと言ってる解説者は正直的外れだと思います。高本幹也も幼少期から大きな舞台で戦ってきていますし、彼は常に落ち着いてるので、そこは問題ないと思います。どちらも10番として一流です。しかし、リッチー・モウンガにはランもあります。正直これが1番怖いのではないでしょうか。彼を警戒すれば、その他の選手にスペースが生まれますし、今季の東芝にはどこからでも突破できる力がありますので、東芝が有利と思っています。

4-2. CTBの突破力

個人的には、FL・NO.8・CTBは1人で突破できる力が欲しいポジションです。その点、両チームを比較すると、

東芝CTB ニコラス・マクカラン、セタ・タマニバル
サントリーCTB 中村亮土、尾崎泰雅

東芝の方がCTBの縦方向の突破力に優れていると判断します。よって、より一層SOリッチーモウンガのアタックが生きてくるのではないでしょうか。

4-3. チームの完成度

サントリーはシーズンを通し、5敗しており、前節のクボタスピアーズ船橋・東京ベイ戦では26−45で敗北しています。(コルビ選手や松島選手が出場していませんが)怪我人が多く、完成度は東芝に負けていると感じます。

一方、東芝はメンバーを大きく変更することなく、試合できており、完成度が高いように感じます。シーズンを通し、全勝中のパナソニックにしか負けていません。

4-4. 東芝の洗練されたアタック

東芝は的確にスペースにボールを運び、ミスも少なく非常に良いアタックをします。その上、全員のアタックイメージの共有度が高いように思います。

どのコーチがアタックを仕込んでいるのかわかりませんが、恐らくヘッドコーチのトッド・ブラックアダーとBKコーチのダン・ボーデンではないでしょうか。トッド・ブラックアダーはNZの超強豪チームのクルセイダーズで約10年もヘッドコーチをしており、ダン・ボーデンとはコーチと選手の関係だそうです。ヘッドコーチに就任して、3年目だそうですが、若手を起用し通用すること、しないことを学ばせ、着実に若手の育成が進んでいるそうです。確かに試合を見ても、SH杉山優平やWTB桑山淳生、FB松永拓朗など若手が育っているように感じます。

5. 最後に

上記を踏まえ、4回試合をした場合、3回東芝勝利・1回サントリー勝利くらいかと思います。実力差はそこまでありませんが、ラグビーは少しの差が結果に現れやすいスポーツです。
この予想とオッズから判断し、どっちにかけた方がオイシイかを考え、ベットすべきですね。一概に東芝だ!と思って、ベットするのはただのカモですのでお気をつけて。
もし需要があれば、私のオススメベットも記事にしようと思いますので、いいねとコメント等、よろしくお願いします。X(旧Twitter)もやってますので、フォローよろしくお願いします。ではまた。NO BETTING NO LIFE / Kenny777

※またベットは自己責任でお願いします。。

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