プロローグ 眠り羊

私は眠り羊である。
正確に言うと、眠らされていた羊である。
この世に生まれ、何の疑いもなく同じ日常を生活していた。

そう、何の疑いもなかった。平凡な生き方をして平凡に生活していた。唯一不満をいうとすれば「同じ」を繰り返す、繰り返される日常に平凡すぎて退屈だった。

そんな私には、少々人には言えない「チカラ」があった。夢で見たものが現実になる所謂「予知夢」である。1年後になるか3日後になるかまではわからないが、夢で見た映像と現実が全く同じにることが多々あった。

そんな私が、宇宙人と散歩する。
そんな非日常的な、いや日常にあったような、、、そんなお話をしたいと思う。

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