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乗鞍ヒルクライム2024 チャンピオンクラス 59位

大会を迎えるにあたり

美ヶ原年別4位・磐梯吾妻スカイラインHC土湯St.年別3位と良い流れが出来つつあり、今年も乗鞍の季節がやってきた。去年は大会直前にコロナに感染した事で体力もメンタルもズタボロの状態でチャンピオンクラス75位と情けない走りをしてしまった。

今年の目標は「リザルト1枚目の順位」「65分切り」「三本滝集団通過」
いやもう少し高い目標にしろよ!って声が聞こえてきそうだけど聞こえないフリ🫨東西の強豪達が日本のど真ん中長野県に集結する乗鞍でまだまだ強豪(妖怪とも言う)相手にレースを展開する実力がないのは自分でもよくわかっている。あくまでも「自分の現在地」をはっきりさせる目的でチャンピオンクラスにエントリーしてるので別にいいのです。

乗り込む予定だったが、暑さに弱い(直射日光的な暑さに毎年やられてるワイ🥵)のと他の用事が立て込み、思ったより実走が出来なかった今年のお盆。
8月になってちゃんと走ったのは8月3日にMARKEN社ジャングル部Kawaiさんに瀕死状態にさせられたヤビツライドくらい。
あとはZWIFTでペーサー練・三姉妹TTをしてボリュームは稼いだが実走ボリュームが少なくて大会までに間に合うか完全に怪しい。
若干の不安材料を抱えつつ当日を迎えた。

機材

TIME Alpe d’ huez 21 DISC×Cog’s Ability c
タイヤ:ピレリ P ZERO RACE TLR SPEEDCORE 28Cにマクハル
空気圧 前:3.8bar 後:4.0bar
雨予報だったが当日はいい感じの曇り。路面が悪いのは周知の事実だったが
今回は少し高めに設定してみた。意外といい感じ。

サプリメント系
1ヶ月前から就寝前にミトロング-V
レース60分前にミトロング-Vプレミアム6錠とBOOST SHOT
ボトルはACTIVIKE スピードウォーター一口分(100mlもないくらい)

レース前

5時位からコースでアップ開始。
去年は最初の一踏みで「うわぁ…重てぇ…😇」となっていたが今年はそんなこともなく。息苦しさもあまり感じず、心拍も180代までスムーズに乗る。
体重は56.9kg。身体のコンディションは良い方だった。
あとは気持ちで行けるところまで行くしか。

緩急をつけながら身体を温めていき、6時に招集場所へ。
Kawaiさん、NICOメンのとれたまさん、Shoichiさん、らすこちゃんさん、ナガレさんとご挨拶。

改めて見ると周りのメンツやっぱやべぇ😇😇😇妖怪しかおらん。
前から4列目位のアウト側でスタートを待つ。

さてここから妖怪大戦争の幕開けです😈👻👹

スタート〜三本滝

スタートは去年ほどドッカンスタートではなかった。
最適なポジションを探しつつ三味線の音が響く(たぶん)
左コーナー通過後に左からRICE ONジャージのたたみすさんがスルスルと上がってきた。知ってる方の走りはやっぱり密集するレースでは少し安心材料になるし心強い。あとたたみすさんは後ろにもカメラをつけているのでそれに写りたいのもあってしばらくたたみすさんにツキイチ。

ツキイチから10秒もしないうちにたたみすさん、ペースアップ💥😇

速攻で撤退して(ついていけないとも言う)インターバルに対応できるよう集団中頃右側で耐え凌ぐ。
途中の橋?のセクションで先頭が急にペースアップし中切れかけたが、気合いで埋める。今年のレースは緩急がすごいな。

コーナーが連続するセクションに突入。左コーナーは斜度が緩いし道幅に余裕があるので普通に走れるのだが右コーナーだと斜度がキツイしすぐ隣は側溝のため、走れるラインに制限があってこれがかなりつらい。集団が密集しているのでダンシングで誤魔化すことが出来ない。

じわりじわりとキツくなってくる脚。
サドルポジションを変えつつ必死に誤魔化してただ耐える時間。

三本滝ゲートまであと1km切った辺り。
少し密集度が落ちたタイミングで脚の苦しさに耐えかねてダンシングをしたのだが、これが間違いだった。

ローギアでダンシングしたことでトルクがかからず速度が維持出来ない。ダンシングの時はシフトアップすることくらい忘れるわけはないのだが…。そのタイミングで集団先頭がペースアップしたのだろう。キツい展開にキツい状況が重なったことで負荷に脚と心臓が耐えられなくなりそのまま遠のいていく集団を見送るしか出来なかった。

私を含めて4人くらいがこのタイミングで集団からドロップ。
三本滝ゲートを視界に捉えた時に集団は既にゲートを通過しており、見えなくなってしまった(かろうじて前の集団後方の選手がチラッと見えたくらいの距離感だと思ってください)

去年は千切れた時点で集中力がプツンと切れていたが、今年は最後まで踏み抜くと決めてきたので束の間の緩斜面区間でメンタル・脚・呼吸を整える。
1個でも順位を上に。頑張る。

この区間をゆるポタと思えるくらい土台を作らねばならないのか。

三本滝〜位ヶ原

ここから一気に路面が悪くなるので走行ラインを見定めながら前走者を1人ずつ追っていく。三本滝で脚が限界突破していたが、それでも踏み続けることが出来たのはミトロング効果…なのか?
先が見えるリフト区間(?)でおおよその位置を知る。千切れたであろう人たちが列をなしており、攻め続ければ順位を大きく上げられることが出来そうと思えたので
気持ち的にもかなり前向きに。かなりいい展開。

九十九折り区間でも頑張ってイン側を攻める。去年はこの辺りで気持ちが完全に切れており、どんどん抜かされていたが今年はどんどん抜かすことが出来た。
もちろん苦しいは苦しいのだが何より走ってて楽しかった区間。
位ヶ原山荘通過後、ボトルに残しておいた一口だけのスピードウォーターを飲み後半に備える。レースが楽しい。(千切れてるけど)

位ヶ原山荘〜フィニッシュ

しばらく踏んでいると前の方から見覚えのあるあるNICOジャージが見えてきた。
意外な展開に「???」となっていながら追いついたのはshoichiさんだった。
度重なる風邪と不調で満身創痍の状態で走っていたそうな…🥲
「Shoichiさん!!」と声を掛けさせて頂きオーバーテイク。
ついてこられなかったのでかなりしんどかったご様子。。(この時は)

続いて黒のPASNORMALジャージの選手をキャッチ。
しばらく一緒に走りつつ、会話しつつ。ただそこそこついてきているような感じがしたので斜度が緩んだ区間でペースアップ。無事に千切ることに成功。

さらに前方に赤?紫?系のジャージの選手がいたので狙いを定める。
しかし微妙に差が縮まらない。急勾配のコーナーをダンシングでゴリ押ししつつも
追いつけそうで追いつけない状態が続く。そのまま微妙な距離感を保ちつつ大雪渓を通過辺りでその選手がペースアップ。キャッチする事が出来ず、逃してしまう結果となった。

残り1kmを体力を全て使い切るつもりで通過したフラムルージュ。
三本滝以降、他の選手に抜かされていなかったがここで初めて後ろに選手の気配を感じた。チラッと後ろを見ると

満身創痍だった(はず)のShoichiさんがかっ飛んできた🤯

色んな所が攣っていたものの、大雪渓辺りで大復活し私を全力で追っかけてきたとのこと😇

追い抜かれる時にもペースアップ!
手も脚も出ない状態で見事に突き放されてしまいました🫠
そしてハムストリングが攣りました😇

最後の最後に鬼のようなペースでオーバーテイクされ、
なんでやねーーーん!と思いながら最後はダンシングで踏み抜いてフィニッシュ。

リザルト1枚目!ギリ目標達成!


終始走りやすい気温だったけど下山は少し寒かった


フィニッシュ後

最後の最後に抜かされたShoichiさんとガッチリ握手🤝順位への執着心…参りました🙇‍♂️NICOメンやEMUメン、毎度お馴染みまいぺーすのリッキーさん、美ヶ原で年別優勝された中島選手にもご挨拶☺️(中島選手は10位だったとのこと…すごい😳)

ZWIFTでもお世話になったMARKEN社鬼畜部の小川のゆうちゃんさんにも初めましてのご挨拶☺️乗鞍は東西の鬼達が集まるので初めましてのご挨拶が出来て楽しいですね☺️

レースを終えて

色々目標や想いを持って全力でぶつかった乗鞍ヒルクライム2024。
結局一番の目標だった「三本滝集団通過」は今年もあと少しで千切れてしまった。
それでも自分の中で集中力を切らさずしっかり立て直しが出来た。順位、タイムこそ振るわなかったものの、最後まで満足のいく走りが出来たことはよかった。

来年もチャンピオンクラスで出場するかはまだ未定。
同世代相手にバチバチしたい反面、また全国の妖怪達に真っ向勝負を挑むか…。

次戦

シーズン最終戦「箱根ヒルクライム 年代別」に出場します。
去年は頭を使いながらレースを組み立てたものの、表彰台まであと一歩届かなかった悔しさの残るレース。今年こそは表彰台に登ってやったりますよ🔥

そこに立ちはだかるお馴染みの壁…😇

やるしかないね
🙂‍↕️🙂‍↕️🙂‍↕️

では皆様、次は箱根でお会いしましょう。

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