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【一級建築士】花畠マル秘ノート<構造編>構造計算⑤【重要】

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限界耐力計算についてルート2かルート3の時に確認が必要になります、構造計算の種別のことろで説明していますので、もう一度見直してください。基本的なやり方は許容応力計算と似ていますよね。風荷重の考え方(1.6倍)や積雪荷重の見方(1.4倍)が違う部分です。損傷限界は稀に起こる地震=100年に1回、安全限界は極めてまれに起こる地震でしたね。前者は1次設計、校舎は2次設計です。こと区分も理解しましょう

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損傷限界では必要保有耐力の際にC0=0.2、安全限界はCO=1.0になるということろですね。大地震なのでそれだけ揺れるということです。まず地盤が損傷します。亀裂や破壊です。そうすると地盤が揺れを止めるような支えではなくなるので、地上部は揺れが収まらなくなるということです。

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ココポイント!絶対出題されます。構造計算上、安全が確認できれば、耐久性規定以外は仕様規定を適用しません。

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検証1:構造計算上の安全性能検証方法 損傷限界(一次設計です)

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検証2:構造計算上の安全性能検証方法 安全限界(二次設計ですよ)

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検証3:構造計算上の安全性能検証方法 固有周期の計算(どれだけ揺れるのかを計算するというプロセスです。

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検証4:構造計算上の安全性能検証方法 損傷限界の再検討(揺れからの応答せん断力を検討します)

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検証5:構造計算上の安全性能検証方法 安全限界の再検討です。ここで押さえてほしいのは、靭性に富んでいる鉄骨造などは塑性領域でも崩壊しない事と、塑性変形していけば減衰性が大きく揺れが収まりやすいということになります。毎年、ここが出題されています。

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