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髪のボリュームを落とす方法

今回は『髪をすく』ということについて話したいと思います。

・髪が多い
・クセが強い


これを前提にお話しします。

結論から言ってしまうと
ボリュームを落とすには
『すくだけではボリュームは落ちない(軽くならない)』ということです。

毛量が多いからといって『すく』ことに頼りすぎると、毛先がペラペラのスッカスカ。
つまり量は減りますが、内側に短い毛が増え、パサつきやすく、傷みやすいツヤのない髪になってしまい扱いにくくなります。

軽くしたいけど、扱いやすく、毛量を減らしたい
そういう場合はどうすればよいか?
答えは
『縮毛矯正』です。

毛量が多く、クセが強い髪のボリュームダウンの正解は
『すく』6割
『縮毛矯正』4割
この比率によってのみ!ボリュームダウンしつつ、ツヤのある扱いやすい美髪が手に入ります。

毎回、縮毛矯正をやる必要はありません🙅‍♀️
髪質によりますが、3回に1回や4回に1回でいいと思います。
カウンセリング時にご相談ください。

大事なポイントなんですが、
髪にクセがあることで、触った時のゴワつきや、ふくらみがあるおかげで量が多いと『錯覚』してしまうのです。
経験上、毛量はそこまで多いわけではないのにクセがあるだけで「すいてほしい」という注文がある場合が多々あり、正直すくところがない。
なんてこと結構あります!

その場合は縮毛矯正をしてクセを伸ばしてストレートにすると…不思議と軽くなっちゃうんです。
(すいてませんが)

残念ながら
すくだけでは、キレイにならないし軽くなりません。
すく行為は髪の中に短い毛を作るので、髪を伸ばしているお客さまには、伸びにくくなるデメリットもあります。

なので、すくのは軽くなり乾かしやすくなるメリットがあるくらいで、デメリットの方が多いです!
特に40代、50代と髪質の変化が激しい世代のお客さまには適度な毛量調整が必要となります。
その見極めは美容師しだいですね💦

ちなみに猫っ毛等、髪が細い場合にはすきバサミを使わないこともあります。
なので
年齢と髪質に合わせてカット技法を変えるので今と
5年前、10年前のカットは違います。
毎回、カットの差があるということです。
清水の場合ですが🤔
他の美容師さんは…知りません!


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