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8/23(水) プレミアグループ株式会社 IR説明会~IRの目的と意義について~

IR担当の方から連絡があったのが、8月8日(火)のことでした。

ビッグモーター社の保険金不正請求問題が世間を騒がせており、
一度個人投資家向けにしっかり説明をさせて頂く場を設けさせて欲しい。

急いで日程を調整し、2週間後の8/23(水)にIR説明会を開催する運びとなりました。

プレミアグループ株式会社7199 IR説明会
ご登壇者:取締役 常務執行役員 金澤 友洋 様

(YouTube動画リンク)


IRの目的は2つあると思います。

1つ目は平時の対応で、企業価値を向上し適切な株価水準までもっていくこと。これは決算発表時や中期経営計画発表時など、何らかの企業が発表した数字を投資家に対して説明を行い、理解を正しく持ってもらう、あるいは事業内容を説明し、投資対象として認知をしてもらうのが主な目的となってきます。

2つ目は有事の対応で、直接的には企業業績には関係ないけれども、市場参加者が不安に思っている事象が発生した場合などに、速やかにIRとして投資家に対して問題ない旨を説明することが目的となってきます。ただ、2つ目については、特に個人投資家に対してやられる企業は非常に少ないのではないかと思います。今回このような場として湘南投資勉強会を活用して頂けたのは非常にありがたかったと思います。

今回のIR説明会では、トータル44問に渡る質問を頂き、2時間43分に渡る過去最長のIR説明会となりました。そして、今回のIR説明会の後から株価の方も反転しました。投資家の不安感を払拭するのに、一定の効果があったのではないかと思います。


有事の対応として思い出されるのが、2022年12月23日に株式会社ランディックスが出した、「長期金利の変動許容幅変更にかかる当社事業への影響について」のリリースです。

2022 年 12 月 20 日における日本銀行の金融政策決定会合において、長期金利の変動許容幅が 0.25%から 0.5%へ引き上げられました。これによる当社事業への影響について、現段階における当社の認識を下記のとおりお伝えいたします。

この時も非常にスピーディーな対応で、市場の動揺を一定程度抑制できたのではないかと思っております。また、この時はnoteを併用してIRを出しておりました。

変化の大きい世の中において、今後おそらく、有事の時のIRというのが非常に重要さを増すのではないかと思っております。適時開示、noteなど、即時性を重視したリリースは非常に大事になってくると思います。

一方で、今回のようなオンラインでのIR説明会で、質問者からの懸念点を払拭するようなアプローチも今後ますます必要になってくると思います。
こういった場として今回湘南投資勉強会を利用していただけたことは、すごくありがたいなと思っております。今後もこういう活用も含めて、企業のIR説明会の方をたくさん実施していければと思っております。


今後のYouTube配信(IR説明会)のスケジュールです。

会場開催はこちら!


【関連リンク】

YouTubeチャンネル 【湘南投資勉強会オンライン】

会場開催申込サイト(Peatix)

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