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サーフィンの恐怖体験

月曜から金曜まで
電車に揺られて都内の職場に通い
一日中パソコン仕事
 
土曜の朝
車にサーフボードを積んで
好きな音楽をかけながら
約1時間半のドライブ
 
潮風を浴びながら
視界に広がる海
波チェック
 
ウェットスーツに着替えて
ボードにワックス塗って
裸足で砂浜を踏みしめる
 
パドルアウトしながら
一回目のドルフィンスルーで
乾いていた髪が濡れる
 
都会のコンクリートジャングルで全身に付着した
ブルーライト電磁波が洗い流される
 
自分の力量を超えるデカ波の日は
巨大なうねりにビビりながら波待ち
 
デカ波にチャージしようか
決断を下す直前は恐怖で両手が震えてたりする
 
自然と向き合って
命の危険を感じて
手が震える
 
長年眠ってた細胞が
覚醒する感じ
 
生きてる感じ

都会での平穏な暮らしに
慣れてしまった自分にとって
それはあまりに新鮮で刺激的な(恐怖)体験
 
この感覚を味わって以来
週末は海でサーフィンをすることが
ルーティンとなった
 
もう5年以上前
30代前半のサーフィン始めたての頃の話

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