一度の失敗で一生の友達を失うこともある…かも

みなさんもこれまでの人生で公開なんてたくさんしてきたと思います笑

僕も数えきれないくらいの後悔をしてきました。

特に、忘れられない後悔が中学時代に二つありました。

一つ目は、中学二年生の時、同じクラスでその当時もっとも仲の良かった友達と1回の喧嘩で卒業まで話さなくなってしまったことです。きっかけは本当に些細なことです。その日は英語のスピーチテストがあり、1分間で行わなければならず教室にあったストップウォッチをその友達が使っていました。その時座席も前後でしたが、自分も練習のためストップウォッチが使いたかったので、後ろを向いて勝手に、「借りるね」と言って友達の机から奪いました。お互い切羽詰まっていたんでしょう。その友達も取られたことに対して、怒ったのか僕の髪の毛を思いっきり引っ張りました。すごく痛かったんでしょう。僕も「何すんだよ!」と怒鳴ってしまいました。僕からしたらストップウォッチとったくらいで髪の毛引っ張らなくてもいいじゃないか!と当時は思ったいたでしょう。彼もせっかく自分が使っているのに自分勝手にストップウォッチを取ることないだろう!と思っていたのかもしれません。その日から、彼と口を利かなくなりました。僕は喧嘩してしばらくは怒りが収まらず、ずっと彼の悪口を言っていました。今思うと最悪な性格だと思います。彼とは同じクラスで、しかも同じ塾に通っていたし、謝る機会は何度もあったと思います。でも、自分だけが悪いわけじゃない。そういう気持ちがぬぐい切れず、どうしても自分から謝ることが出来ませんでした。そのまま時が過ぎ、僕らは卒業式を迎えました。やっぱりお互い謝ることが出来ず、仲直りが出来ずにいました。ですが、このままお別れするのは嫌だなとお互い考えていたのかもしれません。卒業式の次の日だったと思います。彼と僕と友達何人かで私の家で遊ぶ約束をしました。僕は友達と彼が一緒に来ると思っていましたが、友達の粋な計らいというか気づかいというか笑。友達はわざと遅刻して二人きりの時間を作ってくれました。彼は喧嘩の前に課したスラムダンクの漫画を片手に僕の家に来ました。今思い出してもドキドキします。ドアを開けて久しぶりに向かい合いました。お互いぎこちない笑顔を浮かべていたと思います。まず先に彼が、「今までごめん」と言ってくれました。僕も謝りたいと思っていたのですが、やっぱりいざ目の前にすると緊張というか恥ずかしさというか、ついつい目をそらして「おれのほうこそごめんね」とぼそっと言った記憶があります。家の奥に案内して、少し札りきりで話しました。何を話したかは全然思い出せないです笑。よっぽど緊張していたんだと思います。10分くらいたってから友達もやってきてみんなで遊びました。一応、仲直りできたのかな笑。でもやっぱり、一年数か月話すどころかまともに目を合わせていなかったからか何となくぎこちなさが残ったお別れとなりました笑。それを最後に彼とは会っていません。彼は本当にやさしくてイケメンで面白くて少年のようにキラキラした瞳を持った僕の自慢の親友でした笑。あれからもう7年くらいになりますね笑。今年の正月に彼と久しぶりに会って、中学二年生の時の喧嘩を改めて僕から謝れたらと思います。

もう一つは中学時代の部活動です。一年生の時は自分よりうまい先輩方が多くいたので、休日は朝日が昇るより早くに起きて、薄暗い道のりをダッシュしてテニスコートに向かっていました。そうすると、先輩方が練習前に一緒に打ってくださいました。おかげでテニス部の同期にはだれにも負けないくらい強くなれました。最後の大会を終え、先輩たちが引退され新チームが発足しました。自分は部長となり、団体戦、個人戦でどうしても県大会に行きたいという強い思いがありました。なので、練習もストイックに行わなければ、強くならなければ、という思いが常にありました。でも、それは僕が思っていただけで、全員で同じ方向を向いていたわけではありません。楽しくテニスしたい子もいれば、部活参加は強制だから仕方なく入っている子もいました。そんな子たちに対して、どうして本気でまじめに取り組まないんだ、と常にイライラし、怒りを当たり散らしていました。誰とも話もせず、別にそれでもいいわと意地はって、当時ペアを組んでいた同期の子がいたのですが、顧問の先生にあいつはへたくそだからペアを変えてくれとお願いしに行き、強引にペアを解消してもらいました。本気で取り組まない奴は許せない、一緒にいたくない、仲良くしたくない。イライライライライライライライライライライライライライライライラ。途中から、もう彼らなんてどうでもいい。自分さえ強くなれればそれでいい。もはやあきらめのような気持ちで練習メニューも勝手に自分がより多くボールを打てるように変えて、勝手に一人で追い込んでいました。ですがテニスは相手がいて初めて成り立つスポーツです。サーブレシーブ練習は相手がいて初めて練習ができます。あの時も、そのサーブレシーブ練習でした。同期の子がサーブ。自分がレシーブをしていました。ですが、彼はサーブがなかなかコートに入りませんでした。ちゃんとサーブ入れろや。練習で遊んでるから入んねーんだよ。そう心の中でイライラしながらつぶやきました。そして、4回連続でミスをしたところで僕の怒りは頂点に達しました。僕は反対コートにいるその子に向かって「どうせ(サーブ)入んないんだから変われよ!!」と大声で怒鳴りました。その時のぞわっとした気持ち。絶対に行ってはいけない言葉を言ってしまったという。その時のコートの空気は最悪だっと思います。その時の自分はそれに気づく余裕は全くなく、自分が自分が状態で周りが見えていませんでしたが。今でも彼に謝れていません。最近、就職活動をして自己分析をしていく中で過去の自分を振り返って、改めて最低なことをしてしまったなと感じます。独りよがりで他人の気持ちも考えず自分の都合で相手を傷つけて…。

この二つが僕にとって中学時代最も後悔したことのうちに二つです。

その時僕は気づきました。自分って謝るのが苦手なんだなって…

だらか、どんなに嫌な思いをしても、ひどいことを言われてもぐっとこらえて絶対に怒らないと…

あーーー傷つけてしまった方々には本当に申し訳ないです。

でもおかげで、謝ることの難しさ、怒ることの無意味さ。

それらを学びました。

中学時代は公開をいっぱいさせてもらった三年間でした。まだまだ、後悔していることはたくさんあるので逐一書いていこうと思います。


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