【STATAコマンドメモ】散布図の書き方や編集方法~ドットが重複して層の大きさが分からない?その対応は~
Stataで散布図を作ろうとして、
twoway scatter 変数1 変数2
としても、同じカテゴリに重複して、1つの点にしかプロットされない問題が起こる。
たとえば35歳で年収カテゴリが7「600-800万未満」に回答者が20名いたとしても、散布図には1つの点しか反映されない場合、ほかのカテゴリと量的に比較ができない。
そこで用いるのがjitter(#)というオプション。これは#%だけ、点をランダムに揺らしてくれるコマンド。
twoway scatter 変数1 変数2, jitter(5)
とすれば、点をばらけて表示してくれる。( )内の数字を何にするかは、見て決めるしかない。まずは2~5くらいで何パターンか試しながら行う。
参考:Stataによる社会調査データの分析p53-p55
さらに、グループによって色を分けたりすると尚見やすくなる。こんな感じ
上記図のSTATAコマンドは以下の通り。
twoway (scatter hope_univ hope_univ2 if class==1,jitter(6)mcolor(gray))(scatter hope_univ hope_univ2 if class==2, jitter(10)mcolor(blue),)(scatter hope_univ hope_univ2 if class==3, jitter(10)mcolor(orange),)
なお、色については2wordはなかなか反応してくれない(要サーチ)。1wordでつくれた色として、
black、blue、green、gray、navy、yellow、orange、pink、red…など。
コマンドで表示後、グラフエディタで編集して文字などを変更する。
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