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毎日投稿はじめました。Bosai Lifestyle note

【 はじめに 】

本日(2021年2月1日)より、毎日記事更新をスタートしたいと思います。

「なんで毎日投稿をするのか?そもそも何者なのか? 」

まずは、そんなことから話せたらと思っています。

初めての方々はいらっしゃいませ。

僕との関係が既にある方々は改めまして、しばしお付き合いくださいね。

【 そもそも何者なのか? 】

僕はモリタ宮田工業という防災メーカーに勤めています。
所謂、サラリーマンです。
当社はモリタグループという、防災や環境分野を生業とした企業グループの中で、防災部門を担当する事業会社です。

モリタグループの源流は消防自動車の製造事業にあって、創業は1907年なので、今年で114周年を迎えることになる老舗防災メーカーということになります。

僕はそんな老舗防災メーカーに2006年に入社。以来、14年間勤務しています。
入社以降、営業企画や開発営業、経営企画やマーケティングなど様々な業務に携わったのち、現在では法人営業やりながら、2019年1月に立ち上げた「生活者向け防災ブランド+maffs(マフス)」の運営をしています。

僕個人がどんな人間かについては、昨年(2020年)一年間続けた、Instagramの投稿を読んでいただけると嬉しいです。

生い立ちから、体重87キロの暗黒時代のことや、両親や、家族や、価値観や、元彼女のゆいちゃんの話まで明け透けに投稿していますので、もしも気になってくださった方はご覧いただけたらと思います。

そんな僕の目下の目標は、昨年一年続けた投稿の最後の投稿で宣言をしています。

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(以下2021年1月13日のInstagram投稿より)

突然ですが、これから言う職業を聞いて、誰の顔が浮かびますか?

「サッカー選手」
「歌手」
「アイドル」
「芸人」

浮かぶよね。誰かは浮かぶよね?

んじゃぁ、

「防災」

、、、誰かの顔、浮かびました?

#防災だけ職業ちゃうやん
#ええねん

僕は「防災のヒト」になりたいんです。

「防災」と言う単語を聞いたときに、僕の顔が浮かぶヒトをたくさん増やしたいんです。

何でかは、追ってどこかで話します。

だから、その為に、使える時間を全部注ぎ込むことにしました。

使える時間を全部注ぎ込んで、防災のヒトの中で、1番のコンテンツメーカーになることにしました。

文字、音声、動画、配信。

あらゆるコンテンツを作ろうと思います。
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といった感じです。

ということで、今日から毎日投稿を始めていきたいと思っています。

まずは、投稿の中に「何でかは、追って話します。」とありますので、

そのあたりについてお話したいと思います。

【 コンテンツメーカーになりたい訳は 】

僕が言うところのコンテンツメーカーというのは、自分の日々の生活や活動を「文章」や「音声」や「動画」といった、様々な形で創作・発信することができるヒト。ということになります。

なんでコンテンツメーカーになりたいのか。

それは一言で言うと、防災をライフスタイルにしたいからなんです。

・・・・はい? ってなりますよね。
#なるなる

ここを説明するには、僕たちが立ち上げた、生活者向け防災ライフスタイルブランド+maffs(マフス)についてお話したほうがいいかもしれません。

#2ブロックくらい回り道してますけどついてきてくださいね

【 +maffs(マフス)とは 】

+maffsは創業から100年以上に渡って、消防車や消火器などの「消火」分野を主体とした防災機器メーカーである当社が、2019年に立ち上げた生活者向けの防災ブランドです。

ブランドコンセプトは「防災をライフスタイルに。」。

防災と日常の生活が切り離されることなく、境目なく調和している。
仮に災害が起きたとしても、それに対しての備えが日常生活の中で自然とできていて、自分や大切なヒトたちを守ることができる。

そんなふうに「防災」の在り方を変えることが出来たらと思い、生まれたコンセプトです。

【 「防災」という言葉 】

「防災」という言葉に、皆さんはどんなイメージを持っているでしょうか?

もちろん、イメージは人それぞれで、「防災」という言葉と、表裏一体の関係にある、「災害」に関する経験の深さによって違いがあるとは思います。

とはいえ、「防災」という言葉には、どこか真剣に、真面目に、深刻に捉えなければならない。というような、ある種の固定観念が、皆さんの中には存在しているのではないでしょうか。

僕はそういった固定観念にこそ、災害大国と言われる日本においても、「防災」が私たちの生活と遠いところに追いやられ、切り離され、少し強い言い方をすれば、「他人事」になっている要因なのではないかと思っています。

もう少し噛み砕くと、「人はみんな、辛い未来を想像して、その為に備えることに時間を割くことは出来ればしたくない。と思っているんじゃないかな。」という事になります。

災害は、近年始まったことではなく、ホモ・サピエンスが集団で生活をするようになった頃からあったはずです。
日本における最古の地震記録とされる「白鳳地震」の記述は、「日本書記」の中に見ることが出来ます。今から1300年前のことです。

では、それから1300年の間、防災と私たちの生活はどこまで近しいな関係になったでしょう。

1300年と言われてもイメージがつかないとすれば、2011年に発生した東日本大震災からではどうでしょう。

1300年前と違い、遠くの地域で生活していて、その「揺れ」を体験していない人にも、現地で起きたことの甚大さは伝わりました。今でも当時起きた事はYoutubeなどを見れば無数に確認することができます。

そういった情報に触れ、高く意識づけされ、自分の生活や備えに変化があったという人は要ると思います。でも、多くの場合において、私たちの生活はそれから10年の時間が経つにつれ、震災以前の日常に戻っていて、災害に備えるという意識も同時に震災以前に戻ってしまっているのではないでしょうか。

これこそが、この1300年繰り返されてきた、災害と防災と私たちの関係なのだと思います。

【 防災をポジティブに 】

僕は、「人はみんな、辛い未来を想像して、その為に備えることに時間を割くことは出来ればしたくない。と思っているんじゃないかな。」というところにこそ、この1300年続いた、災害と防災と私たちの関係を変化させるヒントがあると考えています。

少し言い換えれば、「楽しく、明るい未来の為なら、取り組むことができるのではないか。」と思っているのです。

僕たちには、十人十色のライフスタイルというものがあり、ライフスタイルの土台には大切な時間、わくわくする時間、楽しい時間があると思います。
そんな時間の為なら、僕たちは脳をフル回転させて、手と足を動かして自ら行動を起こすわけです。

だからといって、「防災を楽しもう!」「防災を明るく捉えよう!」「防災意識が大切!」と僕が大きな声で言ったところで、誰も取り組まないですよね。(誰もは語弊があるかな。防災に意識が向いていて、そうそう!って、相槌打ってくれる人はいるかも。)

なぜなら、興味が無いものを楽しめ!と言われても、「そんな暇はねぇ!」ってなるだけだもの。
釣りがどれだけ楽しくても、キャンプが、料理が、ゲームが楽しくても、それに興味が無い人にとっては、「楽しめ!」と言われたって無理な話。

もちろん将来的には、防災そのものが皆さんのライフスタイルの中に自然と組みこまれていて、そんな環境で育った子供達は、DNAの中に防災意識が脈々と受け継いでいく。

そんな世界になったら本当にすばらしいと思っています。

でも、まずは皆の興味がある、大切な時間に少しだけ間借りをするように、防災の居場所を作っていきたいと思っています。

だから僕たち+maffsでは防災とライフスタイル(様々な大切な・楽しい時間)の交差点を幅広く伝えて行く必要があると考えています。

当たり前のことですが、災害は決して明るいことではないですよね。
大小あれど、被害がでるから災害で、時として人の命が失われることがある。災害が起これば被災する人々が生まれるのですから。

だからこそ、僕たちはポジティブな防災とライフスタイルの接点を提案する一方で、きちんとした現実としての情報も伝えなくてはいけないと思っています。

でも、それを建前にして、恐怖心や不安を煽ったりすることは僕たちがしたいことではありません。

さて、盛大に大回りをして、やっと戻ってきました。

ここまでが、「防災をライフスタイルに。」というコンセプトに込めた僕の想いです。

【 コンテンツメーカーを目指す理由 】

ということで、「防災をライフスタイルに。」するために、僕はコンテンツメーカーになりたいのです。

誰よりも防災とライフスタイルの接点を考え、実践する。

それを発信して一人でも多くの人に届ける。

そうして、みんなの中に僕や+maffsや防災をライフスタイルにすることを、薄い紙を積み重ねる様に蓄積していく。

「防災」という単語を聞いたときに僕の顔が浮かぶ人が増えるように。

【 さいごに 】

僕は、自分に甘くって、粘り強く物事を継続していくのが昔から本当に苦手なのです。

「防災をライフスタイルにする。」

この想いに嘘偽りはないし、その気持ちはこれまでの人生の中でも最もつよいものです。

それでも、気がついたら現実逃避して、Youtubeを見漁ったりしてしまうし、お腹がいっぱいになったらすぐに寝てしまうし、FPSゲームでアサルトライフルを撃ったりしてしまいます。

だから、近しい友人たちに、「毎日投稿する!」ってアピールして、監視してもらうという、これまた甘えた手法を使って逃げ道をなるべくふさぐようにしています。

ということで、またこれから毎日投稿を始めます。

この文章を最後まで読んで下さった皆さんが出来る限り読み続けてくれるように頑張るので、よろしくお願いします。

2021年2月1日 北里 憲

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