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高気密が生み出したコケ事件

【高気密が生み出したコケ事件】
北海道で断熱材を入れ高気密の家にした結果、床下にナミダタケが繁殖した事例です。
ずいぶん前の事件ですが、
その後、通気を取ることが一般的に確立したようです。
呼吸する家は、建物躯体の中に空気を流してコントロールするので乾燥状態を保ち
このような被害は起きないのです。
最近では、洪水で床上まで浸水する家がありますが、
高気密の家では一旦、躯体に水が入ってしまったら、
水の出口がなく乾燥できません。
TVでその映像を見るたびに、いつも気の毒に思っています。
濡れた建物を乾燥させるには、壁や床を全部外して長期間の乾燥が必要です。
家には通気が必要で、人も家も呼吸することが大切です。

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