見出し画像

国際カイロプラクティック試験委員会(IBCE)の試験をパスするために3

3問目になります。今日の問題はカイロプラクターが好きな問題だと思う。

3.膝蓋骨の側方変位が持続する場合、強化が必要なのは大腿四頭筋のどの部分ですか?

①大腿直筋
②外側広筋
③内側広筋斜頭筋
④内側広筋

Thinking Time

膝蓋骨が側方変位するという問題の意図を考えると、外側か内側かの二択になる。

となると②か④になるのですが、膝蓋骨は、形状を考えるとどちらに変位しやすいのか?

内側広筋

膝伸展から屈曲時に膝蓋骨に対する垂直外側方向の牽引力(大腿四頭筋外側広筋)が働き、そのため膝蓋骨は外側に脱臼しやすくなる

膝伸展から屈曲時にストッパーの役目を担う内側広筋の筋力が低下、内側関節包が緩んでいる、牽引する外側広筋の筋力が強すぎたり、(バランスが悪い)外側関節包が硬いこと、などが要因となります。

静的には、膝蓋骨の形態が饅頭〈まんじゅう〉のようにのっぺりとした形で膝蓋大腿関節の適合性が悪く、大腿骨外側の関節面が浅いときはさらに脱臼しやすくなります。

その他の原因として反張膝、全身の関節弛緩性、X脚、扁平足、膝蓋骨高位、小さな膝蓋骨なども考えられます。

答えは 内側広筋でしょう。




4.患者の固有感覚をもっとも適切に評価できる検査は、 _____ 検査です。

①アダム

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?