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「食生活の改善」を考える(実践⑦)

コロナ禍で定着した在宅勤務。通勤時間を仕事に充てられたり、ちょっとした休憩時間に家事もできるため、私個人としては、この働き方がとても気に入っている。狭い部屋に机を置いて、無理やりディスプレイを2台横並びにして(1つはアームで宙に浮いている状態)、某オフィス家具メーカーの10万円クラスの椅子も購入し、正直、オフィス環境よりも仕事がはかどっている。将来的には、リビングの一角を改装して、より快適にしたいと画策している。

がしかし、いいことばかりでもない。

極端な運動不足(全然歩かない日ができる)と人の目がないことをいいことに間食が多くなる。加えて、コロナ禍で外出できない時期が長かったので、家で食べること位しか楽しみがない。これらが相まって、筆者の場合、1年間で驚異の15キロ増を記録した、、、一度ついてしまった脂肪は中々取れないし、大きくなった胃袋を満足させるために、どうしても自分に負けてしまう日々が続いている。毎月のように一念発起で、運動やらサプリメントダイエットを始めてみるが長続きしない。「ゲームチェンジャー スポーツ栄養学の真実」という映画を先日視聴したが、動物系タンパク質よりも、植物系のほうが色々と優れているというデータを目の当たりにして、まずは食生活の改善が重要であることを気づかされた。

中途半端な運動やウォーキングをする前に、自分自身の食生活の改善をしようと思う。

基本的なことであるが、栄養バランスのよい食事をとるように心がける。1日3食、規則正しい時間帯に食事をする。これらを実践することで、生活習慣病予防ができ、高血圧、脳卒中、心臓病といった循環器疾患胃がんは塩分の過剰摂取により発症リスクが高まることから、塩分量を適正に調節することなども重要だ。多くの日本人は、塩分接種量が過剰であり、野菜、果物の摂取量は少ない。また、男女ともに若い世代(20代)では朝食の欠食率が高く、主食・主菜・副菜を組み合わせたバランスの良い食事摂取もできていないなど、課題がみられる。(外食、市販の弁当、総菜などが多い)

厚生労働省は「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」及び「健康日本21(第二次)平成25年」において、「栄養・食生活」に関する目標の一つに「適切な量と質の食事をとる者の増加」が挙げられている。具体的には20歳以上を対象に、「主食・主菜・副菜を組み合わせた食事を1日2回以上、ほぼ毎日」を80%「食塩摂取量の減少(現状より2g減少)」で8g「野菜摂取量の平均増加」350g「果物摂取量100g未満の者の割合減少」30%という目標を掲げている(2022年度まで)。また、食生活の改善にあたり、国は「食生活指針」を策定し、望ましい食習慣を提示している。

食生活の改善のために職場でできることは?

既述した、国民に共通した栄養課題を踏まえ、労働者自らが適切な量と質の食事を選択できるようセルフケア能力を高めるための企画や実践に取り組むことが重要。勤務形態や作業内容などが食生活に影響することが指摘されているため、労働者が健康的な食生活を実践しやすい環境づくりの観点で、働き方、就労環境等の改善も大事。言わずもがなであるが、栄養バランスのよい食事をとる!、1日3食、バランスよく食事をとる!ことが重要である。

「健康な食事・食環境」認証制度スマートミール

本制度は、外食・中食(持ち帰り弁当)・事業所給食で、「健康な食事(スマートミール)」を継続的に、健康的な環境で提供する店舗や事業所を認証するもの。詳細は、認証制度HP及び厚労省の「スマート・ライフ・プロジェクトのサイトもご参考。

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