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小さな字から逃避する眼の衰え

生活をしていくうえで眼は、耳と同様に重要な情報源です。加齢とともに視力が衰えるとはいうものの、年齢や個人差が大きいことも事実です。そんな眼に関する病気のうちで、早ければ40代、遅くとも80代では必ずといっていいほど白内障になるといいます。本人が気づくかどうかは別にして、40代でも40%ほどが、実は白内障だとする説もあります。

眼の病気は白内障に留まればいいのですが、案外緑内障や 黄斑変性症が待ち受けていたりました。その前には老眼が気になっているのではないでしょうか。体ばかりでなく、眼も動かさないことで目の周りの筋肉が硬くなってしまいます。からだを動かすことは意識できても、眼の筋肉を動かそうと殆ど意識押していない人も多いはずです。

加齢とともに、小さな字を見なくなる

わたしは加齢を意識し始める頃には、自分の加齢をできる限り意識から遠ざけようという気持ちが働くかのように、小さな字を見ることを遠慮しがちになっていました。潜在的に老化を遠ざけようとする意識が何となく働いていたのかもしれません。

わたしは近視に加えて、乱視になり、やがて老眼も進んでいました。最近は新聞をとらなくなったせいか、時々駅の売店で買い時しか新聞を見ません。日常的に本は読んでいるものの、新聞はその時にあらためて眺めます。周囲の同年輩は、老眼鏡をかけて本や新聞を読んでいますが、長時間読むことはしないようです。加齢とともに、小さな文字は手間ががかるので見なくなるのかもしれません。

眼の運動が視力向上と明るさを取り戻すことに効いてきた

かつて視力を向上させようと、本を手本として眼の運動療法ともいえる方法を試したことがありました。左右差があるものの、確かに当時両眼で0.1程だった視力は、概ね0.5に向上しました。しかしその後続けなくなったことから、元に戻ってしましました。

昨年までの数年間はかなり近視・老眼ばかりでなく、乱視の方もかなり進んでいたようです。加齢とともに、眼の方の病気もリスクが高まることをあらためて認識し直しました。眼鏡をかけても既に1.0を大きく切っていました。

そこで、以前の眼の運動を再度始めました。眼鏡をかけたままの計測でしたが、確かに1ヶ月ほど後の健診で前年比で0.3以上向上していました。これで気を良くして続けましたが、数か月後にはなかなか視力が良くなっている実感が湧かないような停滞期を感じました。

それでも今回はかつてのように失敗はできないと思い、今も眼の運動を続けています。すると老眼も近視も乱視もまだ残っているものの、特に乱視が大きく改善されています。視力検査で用いられるランドルト環ひらがなが徐々に見えるようになってきました。さらに家のなか、特に風呂やトイレなどの小空間での光の感じ方が、明るく感じられるようになってきました。

眼球運動は何に効いているのか

わたしは既に2㎝ほど低くなっていた身長を元に戻していますから、その筋肉を緩める運動の経験から眼球運動も同じように重要などいうことは感じていました。冒頭にあげた白内障も自覚はないものの、明るさが感じられるという点から徐々に進行していたのかもしれません。

眼球運動は、始めた頃は動かしにくさがあったり、軽い痛みを感じたり、左右差を感じたりしました。今では当時に比べて随分眼を動かしやすくなり、その差が徐々に縮まっています。眼の周辺の筋肉が柔らかくなっているようです。効果が出てきたことから、やがて1年になりますがいまも眼球運動を継続しています。

当面の目標は、視力1.0以上、老眼の改善、乱視なし

好結果に満足していません。まだ1年継続しているだけです。最低でもあと半年は継続が必要なようです。出来ればあと1年をめどに、視力1.0以上、老眼の更なる改善と乱視ナシを目指したいと思います。

小さな字も平気で読む日常を送りたい

加齢とともに進む老眼は、近視の有る無しに関わらずやってきます。むしろ近視の人は老眼になるのが遅いということは聞いた事がありますが、経験からはならないということではありませんでした。

こうした一時の努力で改善すると、後はその健康を維持するのは意外に簡単であることはからだで経験済みです。眼の健康ももう少し眼球運動を続けて、かつての若い頃のような健康な眼を取り戻したいものです。

宜しければ、サポートお願いします。「生活習慣病は、自分でしか治せない」と考えています。運動と食事での貴職の生活習慣病の治癒体験を教えて頂ければ幸いです。また、わたしの考え方の不足な点があれば、ご遠慮なくご指摘頂けると幸いです。どうか宜しくお願い致します。