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ランニング日記

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日々のトレーニングについて書いています。
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2021年4月の記事一覧

「火事場の馬鹿力」は本当に出せるのか?

レースなどで自分の想像以上の力を出せる時があります。 自己ベストを大幅更新できた時などがそれに当たります。 また、ピンチになった時も自分の想像以上の力を出せて、それを乗り切ることがあります。 それは「火事場の馬鹿力」と言われています。 《火事のときに、自分にはあると思えない大きな力を出して重い物を持ち出したりすることから》切迫した状況に置かれると、普段には想像できないような力を無意識に出すことのたとえ。 参照:goo辞書 この「火事場の馬鹿力」ですが、意識して出せ

リハビリの中で考えた「WAVE走・改」で強さを取り戻す。

WAVE走(ウエーブ走、変化走)はペースを変化させて走る練習です。 最初は遅いペースで走り出し、決めた距離もしくは時間でペースアップ。 そしてまたペースを落とすということを繰り返します。 ----------------------------------------------------------------------- この文章を書いている僕は3か月間、左足の故障のため、故障先週をセーブしていました。 治療を行い、やっと走れるようになったのは4月半ばです。

PC作業がランニングによる故障を引き起こす!?

今やPCは生活必需品となりました。 PCに向き合う時間も多くなっています。 そしてPCで何かをする場合、ほとんどの方がPCを机の上に置き、イスに座って作業をします。 そうすると、カラダはどうなっているでしょうか。 「長時間同じ姿勢を取り続け動かすのは手だけ」という状態が続き、画面を見続けるため、目も一点を見つめるだけになります。 つまり「全身ほぼ動かない」という状態が続くのです。 そしてそれがランニングに悪影響を及ぼす可能性があります。 今回は「PC作業がもたらす

日々のケアで故障しないカラダを作ろう!これがランナー向けセルフマッサージ!

日々走っていると、当然疲労はたまってきます。 そして蓄積した疲労は故障を招きます。 故障はランナーだけでなくスポーツを愛する方にとって大敵です。 症状が軽ければいいのですが、故障するのがクセになってしまって長期間苦しむのは避けたいところです。 そのため、トレーニングやレースの後は「カラダのケア」をすると思うのですが、筋肉を伸ばす「ストレッチ」のみの方が多いのではないでしょうか。 疲労を回復するには「ストレッチ」だけではなく、血行を良くしリラックス効果も得られる「マッ

筋肉が邪魔になることはあるのか?

競技が違っても、選手の体型はほぼ同じということがあります。 柔道とレスリング、また球技全般などはそのように感じます。 陸上競技はどうでしょうか? 「短距離」「中距離」「長距離」「投てき」「跳躍」と種目が分かれていますが、それぞれのカテゴリーで体型はかなり違っています。 競技によって必要な要素が異なるため、全身を隅から隅までバランスよく鍛えても、全ての種目で上位に行けるかというとそうでもありません。 そうなると競技によっては「邪魔な筋肉」というものも存在することが考え

厚底カーボンプレート入シューズを履きたいランナーは必須です!ハムストリングを鍛えよう!

NIKE社が「厚底のカーボン入シューズ」を発売して以来、シューズの概念が概念が変わりました。 「厚底カーボンシューズ」が登場するまでは、「薄くて軽い」が主流。 「陸王」という足袋を作る会社がランニングシューズ市場に乗り込むという小説があるくらい、「薄くて軽い」というシューズが記録を伸ばしたいランナーの常識でした。 しかし、NIKE社が「厚底のカーボン入シューズ」を発売してからというもの、常識は「厚さは速さ」となっています。 そしてシューズにカーボンプレートが搭載され

トラック種目に出るなら覚えておきたい陸上競技の基本的なルール

4月になるとマラソンのレースは少なくなり、ロードレースも短い距離が主流となってきます。 ロードのレースが少ないと陸上競技場で行われるトラック競技に出てみたいと思うランナーもいると思います。 ただ、このトラック競技、各県の陸連主催するレースやマスターズなど、記録が公認される公式戦となると陸連が定めたルールで大会が運営されます。 陸連登録者を除き、フルマラソンではゼッケンをつけスタートすればレースが成立しましたが、トラック競技はそうはいきません。 今回はトラック競技の公

これから陸上を始める小学・中学・高校生のみなさんへ。

陸上競技は今や年齢に関係なく、多くの方が取り組むようになってきました。 そして競技開始年齢も下がり、今や小学校低学年から陸上競技に取り組む選手も出てきています。 そのため、新学期または進学という節目で陸上競技を始めるという選手も多いでしょう。 ジュニア期は、個人差はあるものの、身長が伸びる時期でもあり、その身長が伸びる時期を基準として競技に対する適応力がついてきます。 陸上競技は「走る・投げる・飛ぶ」というシンプルな動きのスポーツです。 シンプルであるため、適応力次第