「流れに従って生きる」ー再独立編ーACT78:WGさまの家づくり
話は変わりますが、牧田との作戦会議のなかで、塩釜市のクレーン屋さんWGさまの現場の話にもなりました。
私「そういえばWGさまの現場、T大工さんがダメになったじゃん。
結局WGさんのお勧めする大工さんで建築できたの?」
牧田「それが、WGさまのお勧め大工さんも忙しいということで、結局、こっちの伝手で紹介してもらった大工さんで施工したんだ」
私「そっか、いずれにせよ完成してよかったよ。今度から仙台の現場で建て方するときにはWGさまにクレーンをお願いしようと思っててさ。
WGさまの打ち合わせ途中で俺は会社を辞めたけど、一時期は給料をもらっていた恩はあるからね。円満に完成したのであればクレーンを依頼しやすいや」
STさま(仙台市)着工と新事務所探し
この会議の翌日から、私はST邸の現場の基礎工事を見ながら
新しい仙台のシェア事務所を探しました。
いろいろ探していると、1ヶ月くらいでようやく3人の都合に良さそうな物件が見つかりました。そのビルがある場所は、
牧田は徒歩で通える範囲、
KAさんも自宅から車で5分、
そして、私の最大のメリットはサッカー場の仙台スタジアムまで歩いて5分の立地条件でした。
その年ベガルタ仙台は、みごとJ1に昇格し、私は翌年の年間シートを買うつもりでした。そのため、会社に駐車してサッカーを見に歩いていけるこの立地は、私にとって非常に都合よかったのです。
しかも、ビルの2階といういい場所で眺めもいい。たまたま1ヶ月前にそこを借りていた会社(塾)が手狭ということで、4・5階に移ったというのです。ある意味出世部屋です!。
家賃も予想外に安く「掘り出し物」で、これも「流れ」と思い即決しました。
これで、牧田が代表取締役になったときの拠点も確保したのでした。
そして、ついに運命の株主総会の日を迎えるのでした。
どんな株主総会だったのか・・
それは次回
事実は小説よりも奇なり。
お天道様は見ています。