見出し画像

睡眠薬についてまとめてみた。

本日は睡眠薬について簡単にまとめてみました。私がよく仕事上、目にするのは「ベンゾジアゼピン受容体作動薬」。脳の興奮を抑えることで睡眠を誘発し、睡眠障害などを改善する薬である。主な副作用として、依存性、集中力の低下、ふらつき、頭痛、めまい、筋肉の弛緩などが挙げられます。私が高齢者宅へ初めて訪問した時にその高齢者に健忘やせん妄が見られた場合、この睡眠薬を飲んでいることが多いのが私の印象です。
あとは高齢者に副作用の少ない睡眠薬として「オレキシン受容体拮抗薬」「メラトニン受容体作動薬」の2つをあげます。「オレキシン受容体拮抗薬」は、覚醒の維持に用いられる神経伝達物質であるオレキシンの作用を抑制し、睡眠に導く薬です。「メラトニン受容体作動薬」は、夜間に松果体からの分泌が増加するメラトニンの受容体を活性化し、睡眠に導く薬です。
「あまり眠れていない」という言葉はよく耳にします。主治医やかかりつけ医、かかりつけ薬剤師とよく相談のうえ、睡眠薬を服用し、快適な睡眠をえられることを願います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?