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PROTREK PRG-600の誤差 【アナログとデジタル間の時差調整。】

先日、購入したばかりのPROTREK(PRG -600)のレビューをしたばかりだが、早速トラブったので備忘録としてここに記したい。


【アナログ時計とデジタル表示に3時間の時差?】

風呂掃除をしたあとに時計を見ると、デジタル時計の時間がアナログ時計に対して3時間ほど遅れていた。

別にお湯にPROTREK全体を浸水させたわけでなく、日常生活防水レベルのことしかしていなかったので、数分この状況を飲み込めずにいた。

落ち着いてワールドタイムがアナログ時計で表示されているのかなと思ったが、よくよく考えればホーム時間もワールドタイムも両方ともカナダはアルバータ州(Alberta)と同じ時差になるUSAはデンバー(Denver)時間にしていた。

通常なら両方とも同じなので時差が起こるはずがなかったのだ。

アナログ時計は正しい時間を表記し、デジタル時計は3時間ほど遅れている奇妙な現象だった。

そして時間調整を竜頭を戻しても秒針が12時(0秒の位置)に自動で戻って進まない。

いつものように調整用に参照する世界時計の示す59秒に合わせて、竜頭を戻す調整ができなくなっていた。

原因不明だが、アナログ時計を調整のために止めたときの秒針が調整後にそのまま進むので困った。

例えば49秒で止めて分針など時間の調整すれば、49秒から秒針が再開する状態である。
いつもなら自動的に0秒に調整され再開するので、時間調整で少し難易度が上がっている状態になった。
(もちろん、後ほど記す補正で秒針も自動で0秒から始まるようになった。)

早速ネットサーフィンすると、アナログ時計が電波時計だったとしてもズレは起こるとのことだった、ただ、僕のケースと逆のようで、デジタル時計が現時刻でアナログ時間のみ狂うことがよくあるらしい。

※ちなみにPRG -600は電波時計でない。

まあ諦めずネット上の数件の記事を読んでみて、PROTREKには’’針のズレ補正”ができることがわかった。

針のズレというよりデジタル時計がズレているのだが、兎に角デジタル時計とアナログ時計が同じ時間になればと思い実施することにした。

【PRG -600のマニュアルから針のズレ補正を行ってみる。】

下記のようにPROTREK PRG600のマニュアル(No.5497)通り行ってみた。
※時刻モード=通常の時計表示状態から竜頭を引いて”CITY”が表示される場面で以下の通り行った。
※AボタンはPRG600では本体の右下(竜頭の下部)になる

針のすれ補正 PRG600
マニュアル5497日本語版より


針のずれ補正 PRG600
マニュアル5497日本語版より

軌跡的に時計のアナログとデジタルともに同じ時刻となった。3時間ずつ両方とも遅れて表示されるようになった。

ここまでくれば、正しい現時刻で時間調整するだけなので、3時間戻して解決となった。 秒針も竜頭を戻す際に0秒からスタートするようになった。

原因はよくわからないが、PROTREKが不機嫌を起こしただけらしいので良かった。買ったばかりだったので初期不良や故障でなくてよかった。

CASIOの僕からの信頼が一気に天から地へ落ちるかと思ったが、やはりPROTREKだけでなく長年使っていたG-SHOCKと共にに信頼できるCASIOだった。

【CASIO PROTREKのマニュアルの探し方。】


PRG600の裏面にある取扱説明書No.

PRG -600は、日本語とカナダ版で両方同じ”5497”の【取扱説明書No.】を時計の裏面に持っている。以下のサイトでナンバーを入力すると適した説明書のPDFページに繋がる。

PRG -600は以下のページから取扱説明書を取得できた。

英語バージョンは以下のPDFとなる。英語版と日本語版では、追記内容などが項目によっては違うので、両方読んでみるのがオススメ。
https://support.casio.com/storage/en/manual/pdf/EN/009/qw5497.pdf


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